ZERO-SUMコミックス 電子特別版 ゆり子には内緒

著者名：D・キッサン【著】

一迅社（2021/10発売）

• ISBN：9784758056427

内容説明

SF、ファンタジー、ラブコメなど様々なジャンルを収録した珠玉の短篇集が電子版で登場！　紙版から追加で１本『わたしと、家』を収録！　この機会にぜひお楽しみ下さい。　収録作品「外天の暁」「ゆり子には内緒」「四年目」「文字屋かわほり」「ENGIメーカー」「志能便の手」「ゴマとマメ」「不器用の作法」「こゆび姫」「切望の娘」＋電子版のみ「わたしと、家」　舞台女優の蘭子に心酔して劇場に通いつめる少年・福朗は、ある日、出会った青年の手引きで蘭子のいる所に連れて行ってもらえることになる。出された条件は２つ。「自分から誰かに話しかけてはいけない」、「話しかけられてもゆり子には内緒としか言ってはいけない」。不可思議なこのルールの真意は…？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[mt.gucti]

ここで折り返すか表紙絵！というセンスが書く短編にも溢れてらっしゃる。初キッサン、よい物語を紡がれますね。さあ集めないと！(´ω｀)

2015/05/29

[Ｍ２]

いろいろな世界の断片が詰まった一冊。表題作はもう少し長いお話で読みたかった。嫁いだお姫さまの話とENGIの話が好き。ロリっぽい人妻はいいと思います。「四年目」は怖かった。こゆび姫が可愛い。私あなたのコレだもん、に納得。

2011/10/02

[案山子]

前回に引き続き、大胆な表紙!　どのお話も好きなんですが、どれも短いのが残念。続きが読みたいなぁ、と思わせるものが多かったです。「文字屋かわほり」とか「外天の暁」とか大好きです。「ゴマとマメ」「こゆび姫」も和みました。

2011/09/29

[みどり]

やっぱりこの作者さん凄い！と思わせられた短編集2弾。本当にどうしてこう色々な時代背景で上手くお話をまとめられるのか…。そして1弾の時も思ったのですが捨て話的なものがない！これってすごい事だと思う。こちらのお気に入りは「ゆり子には内緒」と「4年後」てす。ゆり子には内緒は予想と全く違った物語だった、というかこんなの普通は思いつかない(笑)でも何度読みたくなるのはきっと「こゆび姫」であると確信。ENGIメーカーの奥さんが可愛すぎる。

2014/11/16

[ふうや]

キッサンさんのお話は、読んでみたい！となる不思議。何度も何度も読み返すタイプのお話ではないんだけど、キッサンさんの漫画なら読んでみようかな～と思ってしまう。で、読んで満足できるからすごい。短編でもキチンと読めるのは、世界観の作り方とか表現が上手いんだろうなあ。魅力ある作家さんだと思います。

2011/09/30