銀行炎上 絶対不祥事

著者名：渋井正浩

ダイヤモンド社（2021/10発売）

• ISBN：9784478114308

内容説明

傲慢不遜で強欲な経営者と、虎の威を借りて君臨するマネジャー。追い立てられるようにして利益を取りに行く行員の焦りをつく悪徳ベンチャー企業。不祥事のスパイラルでギリギリのところで踏みとどまり、復活するためには何が必要なのか？悪辣な連中に食いつかれた銀行を救えるのか。人間の強欲、醜さを描いた一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ドッケン]

流石にこれはフィクションだなと思いながら読み進めましたが、サラリーマンあるあるもでてきて楽しく読めました。

2022/09/19

[GOTI]

☆★著者はりそな銀行OB。創業家が絶体支配し「シェアハウス」投資資金融資で組織的な不祥事を引き起こしたスルガ銀行をモデルとする経済小説です。在職中の経験や知識を生かして書いたのでしょうが、チープです。銀行を舞台にして不正、暗闘、リベンジをうまく描く池井戸潤と比較すると大きく見劣りします。メガバンク名門支店長に抜擢された若宮は不運な事件により左遷される。そして同族経営の中堅地銀のサガミ銀行へ転職する。そこは業績至上主義による恐怖政治が支配していた。融資部次長となった若宮の戦いが始まる。

2022/01/22

[Yuichi Fukumoto]

中身はともかく軽く読めました。★

2022/02/04