東大教授がおしえる 忠臣蔵図鑑

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東大教授がおしえる 忠臣蔵図鑑

  • 著者名:山本博文
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 二見書房(2021/11発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784576191980

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内容説明

映画『決算!忠臣蔵』の原作者、山本博文教授が監修(東京大学資料編纂所)、
一級資料にもとづき「討ち入り」という一大プロジェクトを解説

前代未聞の危機にあたり、リーダー・大石内蔵助はメンバー(藩士300人)と資金(8300万円)をどうデザインしたか!?
驚くほどたくさん史料が残されている「赤穂事件」をイラストとたくさんの図版で学ぶことができる一冊。プロジェクトドラマとして、江戸時代、武士の社会を面白く大づかみ!


【第一章 江戸城松之廊下事件】
「赤穂事件」の発端/松之廊下刃傷事件/吉良・浅野の事情聴取/下された幕府の裁定/浅野内匠頭の切腹/浅野内匠頭の埋葬/赤穂藩江戸屋敷の収公/赤穂に届けられた急報/赤穂城に押し寄せる商人/揺れる赤穂藩/江戸強硬派を説得/さらば赤穂城

【第二章 討ち入り前夜】
浅野家再興工作の開始/血気に逸る江戸強硬派/吉良上野介の隠居/遊興にふける大石内蔵助/円山会議で討ち入りを表明/討ち入りメンバーを選抜/吉良邸偵察開始/赤穂浪士の隠れ家/大石内蔵助の江戸入り

【第三章 いざ、討ち入り】
討ち入り前に吐露した思い/討ち入り道具の購入/逃亡する同志/討ち入り費用の決算/茶屋で開かれた作戦会議/討ち入り参加者は四十七人に!/吉良邸討ち入り

【第四章 その後の赤穂浪士】
亡君への報告/仇討ちを称える江戸っ子/赤穂浪士に下された処分/赤穂浪士たちの切腹/遺族に下された処分/吉良家、断絶す/芝居化された討ち入り

【終章 討ち入りの舞台を歩く】

【Cloumn もっと知りたい! 忠臣蔵の話】
(1)「元禄」とはどのような時代? 
(2)「高家」とはどのような役職? 
(3) 切腹の作法 
(4) 赤穂事件時の赤穂城 
(5) 江戸の通信制度 
(6) 討ち入りに使われた化粧料 
(7) 赤穂浪士最期の言葉 
(8) 赤穂浪士辞世の句 

【column 押さえておきたい! 「忠臣蔵」のお土産】
(1) 切腹最中・義士ようかん 
(2) 元禄浪士あま酒 
(3) 忠臣蔵の吉良まんじゅう・吉良せんべい

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

assam2005

19
先日読んだ「決算!忠臣蔵」の基を書いた山本博文先生の監修。こちらもいろんな視点から見えた忠臣蔵を経理的にも説明されており、「決算!忠臣蔵」に繋がるものがあります。ふと、思ったのが「武家特有の喧嘩両成敗。それと対局にある現代。暴力を一方的に振るった者が悪とされている現代なのに、何故か忠臣蔵は両成敗にならなかった事に引っかかりを感じる」ということ。日本人特有の「義」を思わせるからだろうか。これって海外では理解されないのかな?2020/02/13

まい

10
図書館本。聞いた事はあるけど、ドラマでも観たことがなかった忠臣蔵。図書館で目に留まったので借りてみる。かなりわかりやすかったです。浅野内匠頭が吉良上野介に斬りかかった本当の理由がわかっていないのは残念。でも、喧嘩両成敗と幕府が下さなかったので、討ち入りを決めるなんて、武士は忠義に厚すぎる。直前に逃げた人もいるのは人間らしいというか、なんというか。メンバーを見ると親子が多く、大石内蔵助の嫡男なんてまだ16歳。死を覚悟するには早すぎる。そのうちお墓のあるという泉岳寺へ行ってみよう2020/02/16

C-biscuit

9
新品購入。個人レベルの問題であるが、新撰組ほど一人一人が分かりづらく、赤穂47士は大石内蔵助と堀江安兵衛くらい知らなかったw。そう思えば、比較するものでもないのであるが、新撰組は魅力的な人物が多い。話を戻すとこの本は図鑑と言うことになっているが、販促の帯がリーダーは組織と予算をどうデザインしたかというビジネス感覚とも捉えられるような紹介である。実際そういう部分もあるのであるが、残念ながらそういう切口の本ではない印象。それでも当時の物価などを垣間見ることができる内容で面白かった。図鑑らしく使えるとは思う。2020/04/22

八雲

7
昭和62年か63年位だったかなぁ。 日本テレビの年末時代劇で「忠臣蔵」を観たのがとても記憶に残っていました。 とてもわかりやすく解説されていて、懐かしく思いながら読みました。 2020/01/04

バーベナ

6
知っているようで、分かっていなかった忠臣蔵。松之廊下からは1年以上経っての、念入りな討ち入りだったのね。イラストが可愛くてツボ。2020/01/06

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