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内容説明
日本ではいま、多くのビジネスが「業界再編」の真っ只中にある。
その中で生き残り、会社を伸ばすための「攻めの経営戦略としてのM&A」に迫ったのが本書だ。
▼ M&Aは企業の成長のための有力な手段
日本のM&A件数は、海外の件数に比べると著しく少なく、たとえば世界のトップ企業であるGAFAM(グーグル・アマゾン・フェイスブック・アップル・マイクロソフト)は30年間で800社のM&Aを実施している。
日本は企業数やGDPから考えると、M&A件数はこれからまだ2、3倍近く増える余地があるものの、国内ではいまだに、M&Aは「リスクが大きく失敗しやすいもの」「『身売り』のようにあまりよいイメージがないもの」とされることがある。
しかし、実態はまったく異なる。
M&Aは現在、企業の成長のための有力な手段として活用されている。
たとえば実力のある企業が集まって、革新のスピードを上げるため、あるいは不毛な国内の競争を止めて共に成長し海外に進出を図るために、M&Aを選択している。
M&Aは経営戦略の「常勝パターン」として今や必須のものとなっているのだ。
それらM&Aをめぐる最先端の動きや考え方を、著者らが日々携わっている現場の実例や実際のM&A経験者の声なども交えてまとめたのが本書である。
本書をぜひ、御社の経営戦略にも活かしてほしい。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
minzu78
2
M&Aの事例、メリットなどがわかりやすく記載ありで、だいぶ印象が変わった。ただ、結局人の問題なんだなと感じた。売れるタイミングで、中長期的な視点でその判断を下せる経営者はそんなにいないのではないか。2022/07/13
クリアウォーター
2
★★★★★本書は、M&Aをめぐる最先端の動きや考え方を、著者たちが日々携わっている現場の実例や実際のM&A経験者の声なども交えてまとめている。自分は、M&Aとは全く無縁の世界で生きているので、ニュースのネタくらいにしか思っていなかった。しかし、本書に「M&Aは企業の成長のために有力な手段として活用されている」と書かれていて、確かにと思えた。イノベーションを素早く行うための手段としてはアリである。また、本書の1章では実際のM&Aの事例が書かれており、M&Aに対するイメージが一気に変わった。面白い本だった。2021/11/28
Simo
1
42022/02/15
Go Extreme
1
会社を売った日―永冨調剤薬局・永冨茂社長の未来に向けた英断:創業時からの想い 見えざる業界再編の波、30年後を見据えて 会社を売るということ:会社の引き継ぎ方には、経営者の価値観が表れる M&Aで第2創業を実現する これからこの業界はこう動く―業界再編の最新トレンド:IT業界 物流業界 製造業 食品業界 調剤薬局 建設業界 やがて訪れる大変革期に備えよ―業界再編の5つの法則:下請けの構造を打破し、強いアウトソーシング企業を作る 業界再編の法則と再編加速の要因 売れる会社にするために経営者がとるべき手段2021/11/15