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内容説明
ロサンゼルス・タイムズ、フォーブス、ワシントンポストが大絶賛!!
持病で7年間1度も座ったことがないAI技術者ジェフリー・ヒントン。
従業員わずか3人の彼の会社をグーグル、マイクロソフト、バイドゥが大金をかけて奪い合うオークションから物語は始まる。
個性的な研究者と野心的な事業家たちを追ったスリル満点のノンフィクション!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Masayuki Shimura
3
【私はどちらかというと、どうやって解決すればいいかがわかるような問題に力を注ぎたい】(文中より引用)・・・・・AIというと、どうしてもテクノロジーの極点のような印象を受けてしまいますが、その開発・発展の裏側には、どこまでも人間らしいドラマが潜んでいたんだなと思い知らされました。現在進行中の流れを大づかみで知る上でも非常に有益な一冊だったと思います。2023/08/19
yahiro
2
AIの歴史を紐解いた本。登場人物がやや多いので読みづらいものの、ザッカーバーグやイーロンなど、いまでは著名な人々も登場し、面白く読める。2023/04/25
むらむら
1
ここ15年くらいのAIの進展に関してまとめた良書。「座ることの出来ない男」2024年のノーベル物理学賞のジェフリー・ヒントンや、化学賞のデミス・ハサビスが中心で実にタイムリー。AIが学術とテック産業の両輪で進歩したのも実感。それだけでなく、AGI(汎用人工知能)への各個人の考え方や、倫理規定を作るための取り組み、データセットの偏り、中国の影響など、多面的な視点からAIを追うことが出来る。グーグルの影響力の強さを改めて実感。あと「事実(データ)に基づく未来予測を」と起業家をなだめる科学者の話が印象的だった。2025/01/09
てつこ
1
最近は図書分類の00をメインに読書をしているので、コンピュータ関連の書籍が多め。これはAI、ニューラルネットワークの研究から実用化に至る経緯と現在までを、研究者や企業の動きに着目してまとめた一冊。AIの冬を乗り越え初志貫徹したヒントン氏から始まり終わる。googleの先見の明とその他企業の資金力や行動力は日本と規模が違いすぎる。やはり技術開発を他国、他企業に先んじて発展させるには莫大な資金と優秀な頭脳が必要。AI研究初期の頃、日本も研究してたとの一文があったけど、途中から全く言及されてなくて悲しくなった。2022/05/30
Go Extreme
1
新しいタイプの機械:起源―海軍がつくった考えるフランケンシュタイン 約束―古いアイデアは新しい 知能は誰のもの?:対抗意識―フェイスブックのマークだ 誇大広告―成功は保証されている 混乱:欺瞞―ああ本当に写真のように本物そっくりの顔がつくれる 傲慢―私はスピーチをしたときに中国勢が迫っていることを知った 人間は過小評価されている:公開討論―この急速な進化がどれだけ長くつづいてもゲイリーはそれが終わろうとしていると主張 自動化―部屋がとんでもない状態に見えたとしたら私たちがいい方向に向かっている証拠2021/11/17