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内容説明
勉強の本当の目的は「誰にもじゃまされない人生」を自分の中に作り出すこと。「死んだ勉強」を「活きた勉強」に変えて、ステキな自分をプロデュースしよう。勉強はいつ始めても遅すぎることはない。京大人気ナンバーワン教授が、ワクワクする勉強の秘伝を大公開！
目次
◆はじめに 〈私たちは、なぜ勉強をするのか？〉
第１章 つらくて苦しい受験が、なぜあるのか？
第２章 「活きた勉強」とはどういうものか？
第３章 秘伝でん公開！ カマタ式勉強法の「戦略」と「戦術」
第４章 受験を突破した「後」の勉強法
◆おわりに 〈地震も火山も多い危険な日本に、なぜ住んでいるのか？〉
◆次に読んでほしい本
◆さくいん
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mint☆
113
勉強には「活きた勉強」と「死んだ勉強」のふたつがある。社会人になってからいくつか資格を取得したけれど、合格した後は正直あまり覚えていないので、私にとっては「死んだ勉強」だったんだなと思った。勉強ってイヤイヤするものではないですね。中高生向けの本だと思うけど大人が読んでも役に立ちます。なんで勉強しなくちゃいけないの？受験って本当に必要なの？と言っているお子さんがいる方にもおすすめです。2022/04/12
アキ
95
元京大教授の説く勉強法。教授時代に出欠も取らず、部外者にテストで100点をつける大らかさはさすが京大。「活きた勉強」とは、「コンテンツ学力」と「ノウハウ学力」を身に付けた上で、「勉強すべきでないこと」をハッキリさせ、自分に必要なことを学ぶことと、リアルな体験をすることである。完璧を目指さない「不完全法」、「十五分法」で集中力を保ち、「一日で頭をクリエイティブに動かせるのは１時間だけ」「呼び水法」スランプが来たらようこそと思えなど、専門性を深めることと幅広い教養を身に付けること、その両方が大切だと説きます。2021/12/25
竹城 俊之介
75
おっさんが読む本じゃないんです。 「ちくまQブックス」は、Teenagerの皆さんに小説以外の読書の楽しさを感じてもらうために様々な創意工夫を凝らした挑戦的シリーズ。 私も子供に手に取ってもらおうと思い図書館で借りましたが、普段小説かマンガしか読まない子供が頑張って読破してくれました。読んだ感想を聞くと、その言葉や説明が普段とちょっと違う様子。本から良い刺激を受けたようです。 「生きた勉強」「読書の技術」「勉強法」。一つ一つの説明が分かりやすい。十代向けだと侮れぬ！ 賢い人は、語る言葉がエンタメですね。2022/01/25
スリカータ
19
数年後に大学受験を控える中高生を前提として書かれているが、とっくの昔に大学受験を終えた私が読んでも分かりやすく、読み終えた頃には感動していたし、ちょっぴり勇気も湧いた。そういえば、川口淳一郎先生も似たようなことを講演で仰っていた。川口先生も京大出身だったし。具体的な内容については割愛するが、薄い本なので中高年者も気軽に読んでみて欲しい。より良い勉強法を身につければ、受験に関係なく一生役に立つということだ。2021/12/29
はるわか
13
棚上げ法：こだわらずサクサク先にすすむ。１時間法：頭をクリエイティブに働かせるのは１日１時間まで。時間二分法：頭をフルに使う時間と流しの作業に使う時間の二つに分ける。１５分法で集中力を制する：とにかく１５分はがんばる。睡眠のススメ。2022/01/20
