内容説明
1990年代初頭からインド各地をあまねく旅した著者は、インド料理に深い興味を抱き、それからおよそ20年にわたってインド各地を食べ歩きます。インド料理と言えば、北インドのチャパーティなどの小麦の平パンにターリー、南インドではライスにミールスといった料理がよく知られていますが、実はインド各地に個性あふれる様々な料理が存在することを本書は紹介します。
ただ一皿の料理を求めて、バスに何時間も揺られていく小さな食堂、一見すると単なる路上の屋台に過ぎないところに存在する名品、街の裏路地にあるささやかな定食屋に隠された特別な料理、これまで旅行者が気がつかなかったインドの料理をあますところなく紹介します。本書でインド旅行の食生活が一変することでしょう。新型コロナが収束したら、ぜひ本書を手にインドの食の旅へお出かけ下さい。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
129
ものすごくマニア向け なんかあまりおいしそうに見えないんですが(すみません) あと、絶対お腹壊すナこれ(ごめんなさい) インネパ料理店の食器は大抵筆者のお店のものらしい2025/02/28
たまきら
38
まさにインド食べ歩き!もうここまで真面目な文章だと、気分はもはや修行です。写真がとても素敵なので、もっと地図や街の風景写真もふんだんにいれて紀行ものにしてくれたら雰囲気が伝わりやすいのになあ…と思いながらも、大衆食堂の作法やマサーラ・ドーサ発祥のお店…膨大な情報にあっぷあっぷしながら読みふけりました。2022/12/27
アリーマ
14
最近南インドやスリランカの料理にハマっていて、自宅で作り、あちこちの店を開拓し…という日々の中で手に取った。よくもまあこれだけ広範かつ綿密にまとめたものですよな、と、ただただ驚きしかない。未到の地インドだが、一度は行ってみなければ!という思いにさせられた。★★★★★2020/12/26
nori
10
I would have thought there were many recipes for west and south Indian cuisines. It is pity that covid-19 shutdown any hope to try those even in Malaysia where many Tamili are living. A bit surprised that many vegetarians lives in Gujarat and Surat.2021/02/05
yoneyama
8
北東に続く南西インド編も連読。日本でも人気のタミルナードゥ、ケララのバナナ葉定食、ハイデラバーディ・ビリヤーニのなんたるか。ムガル帝国宮廷イスラム的料理の勢力とは違う、こちらにはヒンドゥー色強めの料理とはこんな感じなのか。マハラシュトラの中でも菜食、非菜食、魚のコンカニなど多様なものを腑分けして説明。著者の地べた目線の旅体験と人脈が、日本語でのこんなガイドブックを成し遂げた。こんな本、インドにも無いんじゃないかな。日に三度のメシを食べるためだけにでも、インドに行きたくなって来ましたぞ。毎日カレー作って〼。2024/09/29
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