内容説明
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白洲次郎・正子の長女、初めて自ら登場!
東京都町田市鶴川で公開されている白洲次郎・正子夫妻の自邸「旧白洲邸 武相荘」。豊かな自然に恵まれた武相荘で、白洲夫妻の長女・牧山桂子さんの春夏秋冬の装いを撮影しました。
オートクチュールからプチプライスまでを自在に着こなす圧倒的なセンスは、おしゃれをすることの本当の意味、喜びを気付かせてくれます。
また、娘のみが知りうる白洲次郎・正子夫妻のチャーミングなエピソードをはじめ、信条(=プリンシプル)に支えられた暮らしぶりは、これからをどう生きるかについて考えさせてくれます。
「自分が選んだものこそが自分のブランドで、その人だけの心の中にあります。自分で選んだ友達こそが、自分に対するセレブです。金持ちでも有名人でもありません」(本書より)。
生きていく毎日のなかで、おしゃれをすることをも大切に楽しみたい――改めて、そう思える書籍です。
(底本 2021年11月発行作品)
※この作品はカラーが含まれます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こふみ
25
新川帆立さんのエッセイで紹介されていた本。 牧山桂子さん、私の母と同年代の方です。80代でライダーズジャケットを着こなせるなんて、カッコ良すぎます!2023/07/23
a子
16
白洲次郎・正子夫妻のお嬢様が綴る頑ななおしゃれ論。 彼女の視界には入りたくないとビクビクしながら読了。 自分に厳しく、人にも厳しい。自分を知り尽くした装いは確かに良くお似合いでとっても素敵。でもおしゃれって、もっと自由に楽しめばよくないかな…。エキセントリックな正子さんの愛情はわかりにくそうで、お嬢さんには届かなかったのかな…。故意にボカされたような母と娘の愛憎が行間からただよって、煌びやかなクチュールも職人の技が光る逸品も光を失いくすんでしまいました…(T . T)2022/06/10
B.J.
6
無愛想じゃない。2023/06/26
Doris
5
おしゃれ語りとのタイトルの通り、ご両親(あるいは祖父母)から受け継がれ、ご自分でさらに自分流としたおしゃれのあれこれ。とても真似できるものではないが、素晴らしすぎて素敵でした。凄いなと思ったのは、白洲次郎がロンドンに行くにあたって作ってくれたドレッシングガウン。それから叔母様の、ニナリッチオートクチュールイヴニングドレスの完璧な美しさ。(しかしこれは息子の結婚式との事だがお嫁さんはそれ以上?)そしてなんと言っても曾祖母が鹿鳴館で着ていたというケープ!(今も愛用)写真も豊富で、とても楽しい本でした。2022/06/20
美幸
4
楽しく読みました。良いものや気に入ったものを買って長く愛用するのは心から賛同します。ユニクロなど新しいブランドを取り込んでいっらっしゃるのも素敵ですね。2022/06/01