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内容説明
2020年に生誕15周年を迎えた、大ヒット育成シミュレーションゲーム「アイドルマスター」(通称:アイマス)。
アーケードゲームから始まり、家庭用ゲームやスマホゲーム、アニメ、ライブなど多角的に展開、
今や市場規模600億円(※)に上るモンスターコンテンツです。
その最大の立役者である、総合プロデューサー・坂上陽三氏(通称:ガミP)の仕事術を大公開!
「アイマス」がなぜ多くのビジネス展開に成功したか、それは社内外含めて関わるスタッフが同じモチベーション(自分事)で仕事に取り組んでいるから。
「アイマス」がなぜ多くのファンに愛されているか、それはゲームの主役をアイドルではなく、プロデューサー(プレイヤー)に置いているから。
「何事も“自分事化”できれば、人は最高のパフォーマンスを発揮できる」と坂上氏は語ります。
・部下が指示待ちタイプから脱却しない
・仕事を依頼したスタッフのモチベーションが低い
・自社のサービスにファンがつかない
・質はいいのに商品が売れない etc.
このような悩みを持つビジネスマンやクリエイター必見です。
本書では、人がまるで物語の主人公のごとく、
能動的に行動する仕組みと方法を紹介します。
また、カバーには「アイマス」の象徴的キャラクター・天海春香の、
貴重な初期衣装&ポーズの特別描き下ろしイラストを掲載。
※バンダイナムコエンターテインメント及びパートナー企業のアイドルマスター関連の商品・サービス等の2019年度の売上推定総額
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナギ
53
アイマスの総合プロデューサー、ガミPこと坂上氏の本。アイドルマスターを知ってるとより深く入り込めると思う。チャレンジも成功しないとチャレンジではなく無謀になってしまうという部分が心に残りました。会社員としての普段やっている事が見れて、アイマスの裏側ではこんな事があるんですね。とか、他のプロジェクトの肌感もわかり、ゲーム会社を目指す人にも読んで欲しいですね。私も無謀にならないチャレンジを見極めて行きたいと感じました。2022/11/19
うさみP
9
良いおじさんになる為のコツ。サラリーマンの主人公思考。モブキャラでも私は主人公。自分@プロデュース。主人公とは《→選択》すること。アイマスは経済。筐体機から始まり、市場600億の中心人物とは?オレンジシャツオジサン『ガミP・ヘンタイ』とUOを振られる愛されキャラではなく、アイマス総合Pで一会社員の実人物『坂上陽三』の内外1000人規模の組織を回す。会社員視点から。ビジネス書を触れない人でも読みやすいけど、どうアイマスに絡んだか踏み込んでほしかった。Pとは上下や外に向かってコメツキバッタの様に謝るのが仕事。2021/10/28
⇄
3
私の人生において、連続プレイ時間ダントツの記録を持つのはアイドルマスターのゲームなんです。その時は本当にびっくりしたが、そこにあるのはコンテンツを提供する開発者のユーザーを楽しませる事に特化した発想力を全力で自信を持って世に送り出したこと。それがあったからこそ、それに全力の熱意で答えるオタクがいて、お互いがハッピーになる理想の形を共に追求した結果だったのだ。某パズルゲームが流行った頃、それっぽいゲームで溢れて、オリジナル性を度外視してトレンドに頼るのも、商売という面では正しいかもしれないが、世の中には2023/04/13
かい
2
序盤は「アイドルマスター」のファンブック的な側面が強いものの、途中からはエンタメ業界で働くサラリーマン管理職の働き方や人の育て方の話が中心で面白かった。プロデュースワークと会社に向き合う仕事を並列してやってくこともそうだし、プレイヤーとマネジメントは両立できるということを体現されてて心強かった。2022/11/29
まいまい
2
ただのアイマス本ではございません。ガミPも会社員なんだなあ、と思わせられるとともに、会社員として・マネージャーとしての心得を教えてくれる本。自分事として物事を捉えて主体的に仕事を進めていかないと、どんだけ規模や予算や知名度があろうとつまらない仕事になってしまうんだろうなー。マネジメントと構えるより、「大人数でどう分担して楽しく進めるんだろう」と気楽に考えることでアイマスという大型コンテンツを伸ばし続けているんだろうなーと視野を広げてくれた。意外とマネジメントを学びたい人にオススメできる本だと思う。2022/01/16