ドクター・ストレンジ：シーズンワン

著者名：グレッグ・パック【作】/エマ・リオス【画】/光岡三ツ子【訳】

小学館集英社プロダクション（2021/10発売）

• ISBN：9784796876261

内容説明

自分勝手で冷たい天才外科医、スティーブン・ストレンジは壮絶な体験を経て神秘的なパワーの存在を知る……。

魔法修行に入ったストレンジは兄弟弟子の格闘家ウォンとコンビを組んで、闇の存在とのバトルを繰り広げることに！　息をもつかせぬアクション、ファンタジー、ロマンスの果てに、未熟な彼らは邪悪な敵を倒し、魔法の極意を掴むことができるのか!?
マーベル史上最もミステリアスとも言われるヒーロー、ドクター・ストレンジがここに目覚める！

●収録作品●
『DEFENDERS』#1
　2021 MARVEL

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[吉田あや]

天才外科医ストレンジが不幸な事故で手術することが不可能になり、絶望し、神秘的なパワーを手に入れ、新しく歩き出すまでの若き日の物語。師匠エンシェント・ワンの底知れぬ深みを感じる魅力もさることながら、格闘家ウォンとソフィアとの繋がりから、少しずつストレンジに変化が起きていく過程がとても素敵。圧倒的にパワフルでミステリアスなストレンジを映画でカンバーバッチが演じたことでその後コミックスを読むと魅力3割増しで読んでしまう。カンバーバッチの魔力恐るべし。

2018/06/23

[ツッキー]

映画鑑賞前に読了。 こちらはオリジンもの。

2017/03/01

[えんじ]

ドクター・ストレンジは翻訳に恵まれず、やっと出たので、2冊とも購入しました。いろんな性格のドクターがいるんですね。本書は新しい読者を取り込むためのオリジン。いくつか映画化にあわせてオリジンものが翻訳されることがありますが、ちょっと絵にがっかりしたり、知ってることしか書かれてなくて、うんざりすることがあります。本書はそういうのとは違って、良い意味で今風になってて、楽しく読めます。バディものになってるというのもいい。テリー・ドッドソンの作品もハンパに1本だけですが入ってて、お得感があります。

2017/02/03

[サテヒデオ@ダイナミックひとり]

不慮の事故を契機に虚飾の栄光から転落し、挫折と屈辱を味わう男。自己憐憫と唯物論に支配された彼が世界への認識を転換し、信念を新たにする。「師弟」のそれではなく「相棒」の話法に競争心と衝突、そして和解の文脈を仕込んでテーマを浮き彫りにする。それはそうと、「ディフェンダーズ」のエピソードの邦訳は一冊に纏まらないのかしら。ナレーションベースでおしまい？　だとしたら残念！

2017/01/26

[fap]

指輪を求めて東奔西走。 私はこうして魔法を手に入れました。 線が太くて濃ゆい絵柄。 三位一体な守護者の色彩は中華的な雰囲気なのかな。

2019/09/07