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内容説明
天才ノーベル賞科学者はどう育てられて、わが子をどう育てたか?山中伸弥教授が親友の女医と「子育て論」をはじめて語り合う!
これまで様々な書籍を刊行してきたノーベル賞科学者・山中伸弥教授だが、「子育て」について語った本はまだ一冊もない。どうすればわが子が山中教授のように育つのか?という全国の親御さんに届ける子育て本。
神戸大学医学部時代の同級生であり、山中教授のマドンナだった成田奈緒子医師が、山中教授がこれまで語ったことのない本音を引き出しています。
目次
まえがき 成田奈緒子 3
第一章 「ほったらかし」が子どもを伸ばす
子ども時代は家でひとりで過ごす時間が長かった 18
人生で父親の言うことを二つだけ聞いた 22
親が子どもの手を放すことが大事 25
「ほったらかし」が創造性を育む 30
日本の研究者は自分のデスクから離れない 35
人間はほったらかされると自立する 40
第二章 親子で「ええかっこしい」をやめる
子どもが一番認めてほしいのは自分の親 48
15歳という年齢で私のすべてがほぼつくられた 53
「こころ」が入っていない「家庭」という箱 57
親に本音を言えない子どもが山のようにいる 60
自己肯定感は大人になってからでは高まらない 63
「助けて」を言える子に育てる 68
「助けて」が言えるチームは強い 73
言ったつもり、わかったつもりが失敗を招く 76
職種や学歴より「人」が大事 79
「ありがとう」と「ごめんなさい」が言えるように 82
第三章 良い習慣が脳を育てる
早寝早起き朝ごはんがすべての基本 88
「脳が育つ順番」を知っておく 92
山中教授の「規則正しい生活」 96
親にしてもらって良かったことを子どもにする 100
筋肉を鍛えることにも意味がある 105
第四章 常識を疑える子どもに育てる
「18歳の山中君は何歩か先を見ていた」 114
過去の慣習や前例に縛られないためには 117
私ら二人とも「教室の後ろから三列組」(笑) 125
一貫性なんてなくていい 132
子どもの一面だけを見ず反対側からも見てみる 135
しんどいことは永遠には続かない 139
お絵描きに「お題」なんていらない 143
第五章 レジリエンスを身につけさせる
コロナ禍がいろんなことをあぶりだした 150
夫婦仲も二通りに分かれている 154
レジリエンスは鍛えることができる 156
いいことはおかげさま、悪いことは身から出たサビ 161
第六章 しぶとい子どもは目線が違う
相手の目線に立つ 170
相手の背景まで見る 173
平面視から立体視へ 178
相手のこころを見る 181
面白がる目線が仲間を増やす 186
あとがき 山中伸弥 196
感想・レビュー
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breguet4194q
あすなろ
Aya Murakami
レモン
のり