内容説明
内容紹介
序章:日本は鉄道と、こうして出会った
第1章:日本は鉄道を狭軌で建設してしまった
第2章:日本には、馬車文化が無かった
第3章:定時に運行する日本
第4章:軌間のナイスガラパゴス~改軌から世界のシンカンセンへ
第5章:日本はなぜ電車王国なのか?
第6章:電化が日本で進んだ歩みと実際
第7章:電気車両の進歩を見る
第8章:リニアモーターカーは、未来のナイス・ガラパゴスだ!
第9章:日本の環境が生んだ騒音・振動対策
第10章:時代に流されたナイス・ガラパゴス 電気式ディーゼル車
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごへいもち
9
走行したまま装置の上を通ると標準軌↔︎狭軌の変換ができるフリーゲージトレイン、電化区間で蓄電し非電化区間も走れる蓄電池電車。タイトルから想像したものとは違うけれどわかる部分は面白かった2025/07/04
ゼロ投資大学
4
日本の列車は世界の中でも極めて時間に正確なことで知られている。人命を最優先にしながら、正確な運行を可能にしている。一方で海外の列車は効率的な運行を行っている。効率的な運行の結果として、安全な運行が必要であるという考え方だ。歴史文化地理国土など様々な要因によって各国の列車は発展してきた。2022/11/18
たか
4
信号システムなど技術、工学方面が中心の内容だからそっち方面興味なければやや退屈かもしれません。2022/01/12
Ezo Takachin
4
なるほど狭軌でスタートしたからこその標準軌の新幹線があるとも言える。しかし、標準軌でスタートしていればフリーゲージトレインのような苦労もなかったし、国内の鉄道ネットワークはもっと違うものになっていたかもしれない。貨物が標準軌であれば輸送量も違うだろうし、青函トンネルに三本のレールを引くという無駄の必要もなかった。今後の鉄道技術の進化はどのようになるのだろうか?2021/10/23
Go Extreme
3
日本は鉄道・こうして出会った 日本は鉄道を狭軌で建設してしまった 日本には、馬車文化が無かった 機械優先の考え方 国際標準との関り 欧米の信号システム 日本独自の信号炎管 定時に運行する日本 軌間のナイス・ガラパゴス―改軌から世界のシンカンセンへ 日本はなぜ電車王国なのか? 鉄道王国ぶり 電化が日本で進んだ歩みと実際 電気車両の進歩を見る 釣掛け方式→カルダン方式 リニアモーターカーは、未来のナイス・ガラパゴスだ! 日本の国土環境が生んだ騒音・振動対策 時代に流されたナイス・ガラパゴス 電気式ディーゼル車2021/11/20