日本経済新聞出版<br> The World(ザ・ワールド) 世界のしくみ

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日本経済新聞出版
The World(ザ・ワールド) 世界のしくみ

  • 著者名:リチャード・ハース【著】/上原裕美子【訳】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 日経BP(2021/10発売)
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  • ISBN:9784532177126

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内容説明

■世界最有力の民間外交研究機関のひとつ、米外交評議会のトップがあらゆる世代の人に向けて書いた「世界101」。NYタイムズ紙ベストセラー。国々の成り立ち、地域の歴史、地政学、気候変動、医療、移民、核拡散、通貨・金融、経済開発、政治体制、戦争などのグローバルな問題と、今後の見通しについて、だれにもわかるように解説します。

■世界はどうつくられたのか? どう動いているのか? 何が問題になっているのか? 歴史、政治、経済、地政学、地域や共通する問題を切り口に、だれにとってもわかりやすく「世界はどうなっているのか」を解説。世界をめぐるさまざまな問題について、読者自身が自ら答えることができる力がつきます。日本についても、明治維新から第2次世界大戦、尖閣諸島問題など、さまざまな事柄が言及されています。

■著者は、『フォーリン・アフェアーズ』誌を発行する、米外交評議会という世界でも屈指の大きな影響力を誇る民間シンクタンクのトップを長年にわたって務めています。世界有数の論客として知られ、ベストセラーの著作もあり、日頃、活発に国際問題について発言。

〇本書は、予備知識ゼロで読むことができます。外交理論など専門的な事柄にはあえて触れていません。一読すれば、高校生以上であれば、だれもが、世界を知るために欠かせない「グローバル・リテラシー」を身につけることができます。

目次

まえがき
第1部 身につけておきたい歴史知識
 三十年戦争から第一次世界大戦勃発まで(1618年-1914年)
 第一次世界大戦から第二次世界大戦まで(1914年-1945年)
 冷戦(1945年-1989年)
 冷戦後の時代(1989年-現在)
第2部 世界の地域
 ヨーロッパ
 東アジア太平洋地域
 南アジア
 中東
 アフリカ
 アメリカ大陸
第3部 グローバル時代
 グローバル化
 テロと対テロ作戦
 核拡散
 気候変動
 移民・難民問題
 インターネット、サイバースペース、サイバーセキュリティ
 グローバルヘルス
 貿易と投資
 通貨と金融政策
 開発・発展
第4部 秩序と無秩序
 主権、民族自決、勢力均衡
 同盟と連合
 国際社会
 国家間の戦争
 国内情勢不安と国内紛争
 リベラルな世界秩序

 謝辞
 さらなる学びのために
 原注

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

molysk

58
世界についての基礎知識を読者に身につけてもらうことを目的とする本書は、4部から構成される。すなわち、世界の歴史、世界の地域、世界の課題、世界の秩序だ。第4部では、世界秩序は国際関係の根幹であるとして、主権・勢力均衡・同盟・戦争などの概念を説明した後に、第二次大戦後に形成されたリベラルな世界秩序が脅かされる現状を指摘する。フォーリンアフェアーズ誌を発行する、米国を代表する外交シンクタンクの外交問題評議会の会長が執筆した本書は、フェイクも含めた情報の波に惑わされることのない、リテラシーの重要性を訴える。2022/06/06

おせきはん

30
国際関係の歴史から現在の論点まで、わかりやすくまとめられています。2022年のロシアによるウクライナ侵攻前に書かれた本ですが、そのようなことが起きたのも必然だったと理解できました。2023/01/03

スプリント

11
国際情勢を知ることで世界のしくみを理解できる。 ウクライナや中東など本書以降も激動の国際情勢だがやがては歴史となり後世の学びになる。2024/01/05

リットン

11
今の世界情勢の概略を知れた。ロシアのウクライナへの侵攻が始まる前の本だが、この10年近くの流れとして起こるべくして起きているのだろうなあと感じた。日々の悲惨なニュースの中で、なぜこうなってしまったのか、と思うが、プーチン個人の狂乱で片付く話ではなく、グローバル化で相互に密接に結びついた各国の歴史と思惑が絡み合う複雑なものなだなと改めて感じた。やはりこのあたりの現代史は解釈も定まっていないだけに学校では習わないが、自分の生きた時代がどういう時代と言われるようになっていくのかは興味深いな、と思う。2022/04/02

Yuki2018

8
著者は米国の元外交官。世界の色んな問題を包括的に纏めた入門書。教科書的で面白くはないが、国際関係の枠組みが説明され、頭が整理できる。理解すべきなのは、WW2後のリベラルな国際秩序を支えたのは米国であり、その秩序は大きく損なわれ続けていること。ミドルパワーである日本にとって本来極めて重要な話で、この程度は国民の常識とすべき。例えば集団安全保障とは何なのかも理解できるだろう。ちなみに、原書で読んだが、平易な英語なので、多読をしたい人にお勧め。2022/01/19

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