内容説明
■世界最有力の民間外交研究機関のひとつ、米外交評議会のトップがあらゆる世代の人に向けて書いた「世界101」。NYタイムズ紙ベストセラー。国々の成り立ち、地域の歴史、地政学、気候変動、医療、移民、核拡散、通貨・金融、経済開発、政治体制、戦争などのグローバルな問題と、今後の見通しについて、だれにもわかるように解説します。
■世界はどうつくられたのか? どう動いているのか? 何が問題になっているのか? 歴史、政治、経済、地政学、地域や共通する問題を切り口に、だれにとってもわかりやすく「世界はどうなっているのか」を解説。世界をめぐるさまざまな問題について、読者自身が自ら答えることができる力がつきます。日本についても、明治維新から第2次世界大戦、尖閣諸島問題など、さまざまな事柄が言及されています。
■著者は、『フォーリン・アフェアーズ』誌を発行する、米外交評議会という世界でも屈指の大きな影響力を誇る民間シンクタンクのトップを長年にわたって務めています。世界有数の論客として知られ、ベストセラーの著作もあり、日頃、活発に国際問題について発言。
〇本書は、予備知識ゼロで読むことができます。外交理論など専門的な事柄にはあえて触れていません。一読すれば、高校生以上であれば、だれもが、世界を知るために欠かせない「グローバル・リテラシー」を身につけることができます。
目次
まえがき
第1部 身につけておきたい歴史知識
三十年戦争から第一次世界大戦勃発まで(1618年-1914年)
第一次世界大戦から第二次世界大戦まで(1914年-1945年)
冷戦(1945年-1989年)
冷戦後の時代(1989年-現在)
第2部 世界の地域
ヨーロッパ
東アジア太平洋地域
南アジア
中東
アフリカ
アメリカ大陸
第3部 グローバル時代
グローバル化
テロと対テロ作戦
核拡散
気候変動
移民・難民問題
インターネット、サイバースペース、サイバーセキュリティ
グローバルヘルス
貿易と投資
通貨と金融政策
開発・発展
第4部 秩序と無秩序
主権、民族自決、勢力均衡
同盟と連合
国際社会
国家間の戦争
国内情勢不安と国内紛争
リベラルな世界秩序
謝辞
さらなる学びのために
原注
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