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内容説明
実物と瓜二つだった『インタステラー』のブラックホール。30年の時を経て似た惑星が見つかった、『スター・ウォーズ』の太陽を2つ持つ惑星タトゥイーン――。時にフィクションの壁を超えて、現実世界へと飛び出してくるSF世界。そんな一度は夢見たSF世界の可能性と限界を、テレポーテーションから星間飛行、はたまたタイムトラベルまで、宇宙物理学が専門の著者と一緒に探る! フィクションが未来の科学を導く!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
旅するランナー
244
僕のオールタイムベスト3映画は、全てSF映画になっております。「ブレードランナー」「2001年宇宙の旅」「スター·ウォーズ」。この本では、宇宙論の専門家が、真面目さと優しさを伴って、SF映画を論じています。「BTFT」「TENET」「ターミネーター」「ゼロ·グラビティ」「ファースト·マン」「オデッセイ」「インターステラー」「スター·ウォーズ」「メッセージ」などを通して時間移動·宇宙環境が分析されます。ほとんど観た映画なので、なるほどね~って感じです。この本読んでから映画を観ると更に理解が深まりそうです。2022/05/01
keroppi
88
SF映画は私も大好きで、ここに取り上げられている映画もわりと観ている。著者である物理学者もSF映画が大好きらしいが、その映画を題材に、時間旅行や宇宙旅行、宇宙人との遭遇についての科学的考察を行う。ちょっと難しい部分もあったが、結局のところ、映画は映画ということか。SFではない「ファースト・マン」でアポロ11号当時の技術力の話が一番興味を引いた。著者も宇宙飛行士に応募したこともあったとか。空想と夢が、科学の発展につながっているんだなと思った。2022/02/19
けんとまん1007
74
こういう切り口で書いていただくと、興味が尽きないし、映画の面白さも広がる。実際に可能かどうかを考えると、難しい(無理)と思いつつ、映画の世界だからという楽しみ方もできる。まだまだ、科学でもわかっていないことが、とてつもなく多くあると思うので、もしかすると・・・という夢を見れるのもいいなあ~。2023/08/16
へくとぱすかる
71
187ページの、言語の線形性とは、ことばが、音を時系列の順にならべて成り立っていることを指している。文字もそうであって、タテ・ヨコ書き、上下左右、牛耕式を問わず、順に線状に書いていくこと(平面にランダムに並べたりしない)が原則。したがって「漢文」は世界的に稀な変則(中国語としては、頭から順番に読むだけ)。映画になった「文字」がそういう原則と全くちがう点を「非線形」と呼んだものでしょう。時間・宇宙テーマの映画中心なので、興味深く読了。しかし現代の天文学・物理学は、SF以上にファンタスティックだと感じますね。2022/05/27
ニッポニア
69
人気映画を物理学者が検証する、視点に説得力があり。以下メモ。映画の想像に現実が追いつく時、映画の価値が高まる。TENETの逆行は意外と理にかなっている。宇宙で方向を変えたければ何かを手放せ、運動量保存則。スペースシャトルもエンジンを切り離し、その反動で大気圏を突破する。ハンドスピナーを回すと、本人も回り出す。月に降り再び戻るため、一機は月の回りを回って待つランデブー方式を取る。インターステラーのコミュニケーション手段。火星の夕日は青い。半オカルトの大槻教授の、授業中の発言や説明に対して加点する講義。2024/02/17
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