内容説明
賢く美しく、勇敢なローゼリア。幼馴染で許嫁のロベルトと結婚し、フィベルト公爵家の一員となった彼女は、幸せな毎日を送っていた。そんなある日、フィベルト家を悲劇が襲う。学園に通っていたロベルトの妹・マーガレットが、王太子オズワルドに婚約破棄され、手酷い暴行を受けて帰ってきたのだ。彼女はローゼリアにとって実の妹同然の大切な存在。――可愛い義妹を傷つける者は許さない。そう誓い、事件を調べるうちに、ローゼリアは王国の歪んだ現状を知る。そして彼女は夫・ロベルトとある計画を実行に移すことにした。それは、自分たちが新たな国を作り、王国を乗っ取るというもので……最強公爵夫婦の痛快ファンタジー、開幕! ※電子版は単行本をもとに編集しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おかめいんこ
5
王太子も自己中女も色んな面で凄いけど、最悪なのは王だよね。そこも含めて夫婦でざまあできたのがよかった。2022/11/26
ちいたけ
4
(紙)思いっきり、ざまあしたなあ。国ごと。(笑)王子が人でなしすぎて笑える。こうどっかに吊して少しずつ皮剥いでやりたい感。2022/11/24
kinta
4
ざまあ、って、相手が「自分が対象だったらひどくて耐えられない」ことをやった、って自覚させないと、読者ってすっきりしないのね。どんな懲罰であっても逆恨みのみで最後まで突き進む王太子とおバカ女の2人。どんなに転落しても理解しないって、こちらもつらいわ。ざまぁが多くあるのに爽快感が薄い。現実的な世界であってもこういうことはまゝあるはずなので、この構造の根本的むずかしさを痛感した次第。2022/11/07
ヴィル
3
リタイア 話があちこちに飛んで読みにくい2023/11/08
ゆかり
3
★★★★☆ ローゼリアのたくましさに感動。 大切な人を守るための強さを見習いたい。 みんなが幸せになって良かった。2023/04/01