ライトノベル・フロントライン2 - 特集 イチゼロ年代のライトノベル

個数:1
紙書籍版価格
¥1,320
  • 電子書籍

ライトノベル・フロントライン2 - 特集 イチゼロ年代のライトノベル

  • 著者名:大橋崇行/山中智省
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 青弓社(2021/10発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784787292346

ファイル: /

内容説明

特集では、ラノベ市場の変化、ウェブ発の作品の拡大、インターネットを介した作家と読者のコミュニケーションの活発化など、今日的なメディア状況を踏まえながら、イチゼロ年代(2010年代)のライトノベルをめぐる動向に迫る。話題沸騰のテレビアニメ『灰と幻想のグリムガル』の原作者・十文字青へのインタビューをはじめ、ボカロ小説やライト文芸に関する論考、中国・韓国のラノベ事情のレポートなどを収め、さらにライトノベル研究会のメンバーが推薦する個性豊かな作品もレビューする。

小特集は「児童文学とライトノベルのあいだ」と題して、ライトノベルに接近しつつある児童向けエンタメの現状と、その実態に迫る。また『ミステリアス・セブンス』の著者・如月かずさへのインタビュー、『西の善き魔女』などの作家・荻原規子論、児童文庫や「朝の読書」運動についての論考から、児童文学の新たな可能性を照らす。

アニメ化・コミック化作品の紹介やバラエティー豊かな連載も充実、いま唯一のライトノベル批評誌である『ライトノベル・フロントライン』第2号、発進!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

25
市場の変化やウェブ発の作品の拡大、十文字青・如月あずさインタビュー、ボカロ小説やライト文芸に関する論考、中国・韓国のラノベ事情のレポートなど、ゼロ年代の動向を踏まえイチゼロ年代のライトノベルをめぐる動向に迫る第二弾。なろう系作品の進出など現在の動向を踏まえた覚悟や、これからの困難さを語る十文字青さんのインタビュー記事はとても興味深く読みました。ライトノベル研究会のメンバーが推薦する作品群はなるほどと思うセレクト。近年接近傾向にある児童書との関連性も語られた今回は、続巻に期待したくなる読み応えがありました。2016/06/28

ひめありす@灯れ松明の火

19
イチゼロ年代ライトノベル、児童向け文庫、少女小説思案と今回も盛りだくさん。今回は学問としてのライトノベル研究が沢山あって面白かったです。私ならこの論点で語るんだけどなーとちょっと掻痒感がある部分も。「少女小説における職業」を一度ちゃんと整理してみたいと思っているのです。あともう一つの特集の児童向け文庫。作者じゃなくてシリーズタイトルで覚える。そして町場の流行でない独自の進化を遂げる。朝読書についても言及していてボカロ小説は女子小中学生の間にしかはやらないというのが「ブギーポップ」的で面白いなあと思いました2017/03/07

ランタン

7
グリムガル作者の顔出しインタビューとかいろいろ。2016/12/22

でーたべーす

4
十文字青さんのインタビューが良くて、これからの作家、編集者みたいな話が面白かった。2016/05/21

悠々

1
★★☆☆☆本の紹介は良かった。2016/12/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10850325
  • ご注意事項