講談社現代新書<br> 空気を読む人 読まない人 人格系と発達系のはなし

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紙書籍版価格 ¥990
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講談社現代新書
空気を読む人 読まない人 人格系と発達系のはなし

  • 著者名:老松克博【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 講談社(2021/10発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065259030

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内容説明

【すべての人はどちらかに分けられる】
 空気を読みすぎる〈人格系〉。
 空気は読まない〈発達系〉。
 あなたは、どちらのタイプですか?

人間関係が悪化するのも、心のなかがつらいのも、
【人格】×【発達】の二つの傾向が激突することから始まっています。
この心のしくみを知ることが、
生きづらさから解放される一番の近道です。

   ***

【人格系】とは?
空気を読みすぎるタイプ。周囲が気になり同調圧力に苦しみ、軽微な神経症的な状態でいる。
その傾向がよほど極端だと人格障害(自己愛性パーソナリティ障害)と呼ばれるかもしれない。
そういう傾向が「人格系」です。

【発達系】とは?
空気を読まないタイプ。自由で正直で天真爛漫、後先を気にせず、いつも目の前のことに没頭しているユニークな人。
その傾向がよほど極端だと発達障害と呼ばれるかもしれない。
そういう傾向が「発達系」です。

空気を読むタイプは、空気を読みすぎて苦しみます。
空気を読まないタイプは、周囲と衝突して苦しみます。
どちらのタイプも結局は自分を押し殺して生きづらさを強くします。

そのうえ、どちらのタイプも、おたがいが嫌いになります。
人間どうしの不仲、争い、憎み合いは、たいてい二つのタイプの激突から発生しています。

二つのタイプは、どうして、わざわざ相手を嫌うのか?
人はどうして、必要以上に怒ったり、意味もわからないまま嫌われたり、必要以上に自分自身を苦しめてしまうのか?
その謎を解き明かし、人間関係と心のつらさを同時に改善する一冊です。


■本書の内容■

第1部 心と性格のしくみ
【第1章】 すべての人は人格系と発達系に分けられる
【第2章】 天真爛漫な発達系
【第3章】 周囲が気になる人格系
第2部 生きづらさから解放される
【第4章】 私のなかの「もうひとりの私」
【第5章】 自分と仲直りする方法

目次

第1部 心と性格のしくみ
【第1章】すべての人は人格系と発達系に分けられる
人の性格は二つの傾向に分けられる
空気は読まない発達系
あなたの周りにも発達系は普通にいる
空気ばかり読む人格系
世間にあふれる人格系
必ずぶつかる人格系と発達系
みんな人格系と発達系のブレンドでできている
相手次第で人格系と発達系が入れ替わる
なぜ二つの傾向に分けられると考えたのか
生きづらさの正体に迫るために
【第2章】天真爛漫な発達系
自由で正直、世界の中心で今を生きる
空気が読めず誤解され怒らせる
発達障害のスペクトラム
非定型発達という考え方
大人になって発見される発達障害
発達系は独特のアンテナで外部と交感する
非定型発達者の生きづらさ
【第3章】周囲が気になる人格系
ルールと気配りの人格系
常識と人の評価に縛られる
「神経症(ノイローゼ)」という言葉の曖昧さ
人格系と自己愛性人格障害の近さ
自己愛性人格障害とは何か
人格系の「もうひとつ」の顔
生きづらくても普通ならマシ
人格系は自由から逃走したい
第2部 生きづらさから解放される
【第4章】私のなかの「もうひとりの私」
あなたは人格系?それとも発達系?
心は混成物である
相手によって性格は変わる
自分を知るための深層心理学
心には「無意識」の世界がある
私のなかの「もうひとりの私」
「投影」という心のメカニズム
「もうひとりの私」は反対のタイプ
「もうひとりの私」にだまされないために
見破られるだけで「投影」は消えてなくなる
人格系と発達系がぶつかりあう本当の理由
人は心の内でも外でも「もうひとりの私」と対峙している
なぜ人を憎むのか、なぜ生きづらくなるのか

【第5章】自分と仲直りする方法
人間関係を改善するために
他人との関係改善がおのずと進むとき
ひとりでできる「もうひとりの私」との対話
他人との関係は自分のなかでの仲直りと連動している
真っ先に仲直りしなければならないのは自分自身
「もうひとりの私」と仲直りする
心のなかの葛藤の解消がおのずと進むとき
「もうひとりの私」との対話がはじまる
「人格系―発達系」分類の使い道
自分と対話する深層心理学の技法
無意識の影響がわかる言語連想テスト
アクティブ・イマジネーションの手順
敬意を払うとはどういうことか
責任を持つとはどういうことか
「もうひとりの私」のメッセージを読み解く
苦悩は悪いものではない
おわりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ほととすぎ

3
申し訳ありません。私としては少々読みにくく感じました。“人格系”と“発達系”(呼称はともかく)にしても、それらがそれぞれの要素をグラデーション的に持ち合う混成物(持ち合いの割合が違う)だとするなら(それは分かる)、それを文字だけでダーーッと連ねられても一読で理解は難しい(私には)。所々で樹形図に模した系統図(関連図)的なものを挟んで欲しかった。◆本書後半の、人の“無意識領域”である「もう一人の私」の認識(無意識だけど)や向き合い方こそ本書の肝だと思いますので、機会があればまた読み返してみたい。 2021/12/08

塾長やってる安村俊毅

0
空気が読める人格系と、空気を無視して動ける発達系で、それぞれの行動パターンを分析しています。発達があっても、適応能力の有無で結果がだいぶ違うというのは、つくづく感じます。2021/12/08

praәcox

0
最近の潮流であるNt(Neurotypical)と非Nt(Neuro-atypical,Neurodivergent)とは少し違った観点から、人格系と発達系というカテゴリを提示しているのが有難い。 発達系は人格系のshadow(逆も然り)という、ユンギアンベースの考え方は、意外に復古的で面白い。カサンドラ系トピック(広く見れば、職場の事例も含む)もトピック化されてるのが有難い。 発達系上司と発達系部下とのinter-personal communicationを通じたshadowの出し合いの力動感よい。

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