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内容説明
戦国時代は日本史の中でも特に人気のある時代であり、一面、何でもわかっているような気になる。しかし、実はそうではない。自明のことのように扱われながら、いまだに解明されていないことがいくらもある。例えば、織田信長については、徒歩の鉄砲兵を主体とした新しい軍隊をつくって新時代を切り開いたように述べている人が大勢いる。しかし、実は信長の軍隊にどのくらいの比率で鉄砲兵がいたのか、鉄砲兵をどう集め、どのように訓練していたのか、などといったことを明らかにした人は誰もいない。同様に、「武田家=騎馬中心」と見なされることが多いが、実は確固たる根拠はないなど……。本書は、このように、戦国合戦について、わかっているようでわかっていない問題、俗説・通説のおかしな点を広く拾い出し、どこまで解明されているのかを論ずることによって、リアルな戦国合戦像に迫るというものである。『戦国軍事史への挑戦』を改題の上、加筆してまとめている。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かえるー@いくさ人
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戦国時代の合戦部分に特化して編成から行軍から戦の有り様から戦傷死から論考から主たる武器などの、有りと有らゆる点について従来歴史好き層、果ては専門家にまで定着しきってしまっている定説・俗説・認識・先入観・考える事を辞めている点に徹底的に疑問符を投げかけていく一書。 「判らない事に無理に結論付ける事はない」という点がこの書の主眼と言えるかもしれない。 現在進行系で研究を進められている錚々たる先生方の研究結果や論文や見解を継承しつつ引用し、更に「戦闘報告書」の統計を取るという手法で合戦の実情を暴いていく。2024/03/16
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