内容説明
なぜ、私にはいつも同じことばかり起きるのか? そう思うとき、そこには「解決したら困る」という“問題があることで得られるメリット”が存在します。さまざまなトラウマを解消させた著者が贈る、悩みがリバウンドしない手法。 大鶴和江(おおつる・かずえ) 心理セラピスト/リトリーブサイコセラピスト 一般社団法人日本リトリーブセラピー協会 代表理事 株式会社ユアエクセレンス 代表取締役 大阪生まれの大分育ち。両親の離婚をきっかけに生活が困窮し、また母親の病気療養のため、6歳から児童養護施設で育つ。幼少期の体験やトラウマから派生するさまざまな困難に直面することで、人生や生きることについて疑問を持つようになる。その後、心理学や心理療法、脳科学を学び、2005年、心理セラピストとして起業。“見えない利得”にフォーカスした新しい心理療法「リトリーブサイコセラピー」を開発し、現在は心理セラピースクールの講師として活動中。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
本詠み人
25
感情を言語化することの大切さに気づき、そんなことを思っていたところで、いつ予約したのかも分からないがこの本が図書館から届きました。偶然?必然?🤔「自分を縛る禁止令」とは、幼少期に親との関わりから学び身につけた、生き方に関わるルールで、「利得」とセットです。この矛盾した2つのメッセージに縛られた状態を「ダブルバインド(二重拘束)」といい、問題解決を複雑にしているとのこと…それは、新しい視点だと感じました。2024/11/23
遠宮にけ❤️nilce
2
友人の勧めで拝読。人が問題を抱えて変われないでいるのは、そこに利得=メリットがあるから。その利得を手放す決断をするのに必要なことは何かと言うことについて書かれている。 よく「感じ切る」と言うのがどう言うことなのかわからないなぁと感じていたけれど、感じたくない感情を避けずに留まってみようと思う。
Huuro
2
エビデンスが足りない感じ。思い込みと経験によってのみ書かれた文章。よく見てみるとこの方は学問的な肩書きが何もないなので、しょうがないかと思う。Science な論文や臨床経験などを根拠とした文章を求めてる方には非常に物足りないものとなると思う。 頭の悪い文章だった。 お勧めしません。2021/12/12
零
1
トラウマを抱える人は無意識の底に潜むものをまず認識するところから始めないと抜本的な解決にならないということがよく解ります。 表層的な所で癒やされて一時的に良くなっても、トラウマの問題を抱えている場合はそれが逆により強化されてしまったり、リバウンドしたり、カウンセラー相手に依存したりしてしまうことがあり、それは土台の問題を解消していないからというのはまさにそうだと思う。 頭ではわかっても自己防衛として身体が拒否してしまうという部分は『身体はトラウマを記憶する』を思い出しました。 ワークも付いています。2024/08/23
いち
1
ダブルバインドなる利得の説明により問題そのものから、離れられない現象を説明している画期的な本。あまたあるカウンセラーの中のかずねえはやっぱり凄い! 問題は当事者が認識しないと始まらないし、誤魔化さない、向き合うだけの覚悟がある人から抜け出せるのではないか?観念からは離れられないが
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