内容説明
明治・大正・昭和の女のきものを彩る文様686をオールカラーで贅沢に紹介。現代では失われつつある日本刺繍や染織の技が満載。日本の服飾文化の厚みとデザイン力が1冊に結集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mocha
102
『下鴨アンティーク』の参考資料として。雲文と霞文の違いが知りたかったのだけど、作中に出てきた「紅葉賀」も載っていて感激。日本の意匠の素晴らしさに改めて誇らしい気持ちになる。季節の植物や吉祥文様だけでなく、動物や玩具、文学など様々な文様にうっとり。大正や昭和初期の洋風なデザインも楽しい。眺めていると着物が着たくなる。2017/12/20
たかこ
52
ため息が出るほど美しい本。全ページカラーでずっしり重い。美しさだけではなくて、いろいろな思いが込められている文様。古典重視かと思いきや、結構洒落が効いたものもあったりして、自由度も高い。思い起こせば、七五三の着物は蝶紋、成人式の着物は吉祥紋や橘、雪輪紋や青海海紋、立涌に四君子…いろいろな文様に囲まれて来た。やはり着物はいいなぁ、こういう本を見ていると四季のある日本に生まれて、育ってきて良かったと本当に思う。週末はたくさん着物をきて過ごそうと思う。2025/08/25
ヒロミ
46
着物の文様を描く参考に再読。花の文様など図案化された意匠でも職人さんの植物の構造に対する基礎がしっかりしていることが伺い知れて、見惚れてしまいます。着物はやはり世界に誇れる日本の文化です。2017/02/21
ヒロミ
40
目の保養になりました。花鳥風月を凝縮した文様の数々がゴージャスでした。流水文様が好きです。弓岡勝美コレクションにハズレなし!2015/11/15
Mijas
33
きものの文様が植物・動物・風景・文芸・幾何学・吉祥などに分類され、それぞれ美しいカラー写真が掲載されている。文様についてのわかりやすい解説もつけられているので、画集のような見応えである。季節に合わせてどのような文様のきものを着ようかと思いを巡らせたり、美しいものを眺めたくなってパラパラとページめくってみたり、手元に置いて楽しんでいる。日本の風景、季節、謡曲や和歌などの文学が写し取られる文様世界。奈良時代の唐風の文様、平安時代の文様の和風化、文様の変遷から日本の文化の有り様も見え、奥の深さを感じる。2016/01/17




