朝日選書<br> 諜報・謀略の中国現代史 国家安全省の指導者にみる権力闘争

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朝日選書
諜報・謀略の中国現代史 国家安全省の指導者にみる権力闘争

  • 著者名:柴田哲雄【著者】
  • 価格 ¥1,899(本体¥1,727)
  • 朝日新聞出版(2021/10発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 510pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022631138

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内容説明

毛沢東に始まる中国国家主席の政権確立の裏には国家安全省など諜報機関の暗躍があった。機関トップは隠然と権力を保持、習近平は未だ機関の完全掌握に至らない。権力への忖度、政敵への非情な攻略手段とは。トップの動向から描く裏面史。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

81
民族や宗教や体制の違いを問わず、情報機関は常に権力者を守る尖兵となってきた。特に共産党支配の国では党を支配する個人に権力が集中し、個人独裁に異議を唱える者への弾圧機関と化す。有史以来一度も民主政治を経験していない中国では当然のように法治国家ではなく人治国家となり、その指導者の行動や思考は時の独裁者のやり方を最も忠実に反映する。毛沢東に仕えた康生、江沢民時代の喬石の冷血さは権力の怖さを生々しく伝える。完璧な国民監視システムを構築しウイグルや香港を容赦なく弾圧する陳文清も、習近平のために大量の血を流すだろう。2021/12/21

おい

2
現代史の為、書かれている内容が主題に踏み込めていない部分が多い。権力闘争ばかりで結局よくわからない。 ★★★2022/10/06

Go Extreme

2
歴史編: 潘漢年 康生 現代編 喬石: 学生運動と党中央対外連絡部 民主化運動への対応 弾圧をめぐって 周永康: 石油閥のボスへの道 四川省トップから公安大臣へ 独立王国の形成と崩壊 国家安全大臣列伝: 凌雲・1983‐85年 賈春旺・1985‐98年 許永躍・1998‐2007年 耿恵昌・2007-16年 陳文清・2016‐  習近平政権の動向: 習近平のロール・モデル―毛沢東か鄧小平か 陳一新―中央政法委員会における反腐敗闘争 陳全国―「ジェノサイド」を立案・指揮した能吏2021/11/12

多読多量連投が日課だった

0
Kindle出てるのでそっちは、後ろにある詳細にあるアドレスのリンク貼ってあるならそっちの方が良いでしょう2021/11/02

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