内容説明
著者自身も、認知症の父親を介護中。「介護」には、大変、悲惨、重労働といった側面があることも事実です。しかし、介護は決して辛いだけのものではなく、自分の捉え方次第で面白くも出来ます。本書は「見つめて」「ひらめき」「楽しむ」実践記録です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まちゃ
3
実際にこんな状態の親を介護したら楽しむどころじゃないと思う。 読みながら「親がこんな状態になったら…」と想像して暗澹たる思いになった。2020/07/07
コメ
0
切り替えがすごいなぁ。正常→認知症スイッチをよく観察されて把握しておられるからこそ、状況に優しく対応されてました。私だったら、また何言ってるの!?💢と怒ると思う。2020/08/22
kaz
0
介護の苦労話がユーモアを交えて紹介されている。「問題解決。めでたし、めでたし」で終わっているエピソードが多いが、改めて読むと、著者のしっかりとした観察、機転、工夫、周囲の理解とサポートが前提になっていることがよくわかる。認知症の人に対する基本的なスタンスをしっかりと腹に落としたうえで、周囲の人と一緒になって臨機応変に対応することが欠かせないのだ。 2020/08/14