ポール・トーマス・アンダーソン ザ・マスターワークス

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ポール・トーマス・アンダーソン ザ・マスターワークス

  • ISBN:9784866471556

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内容説明

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世界三大映画祭を制した若き巨匠P・T・アンダーソンのすべてが一冊に。

日本劇場未公開の監督デビュー作『ハードエイト』から、ポルノ映画産業の内幕を描き、その名を一躍スター監督の座に押し上げたヒット作『ブギーナイツ』、“21世紀の『市民ケーン』”とも称される『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』、トマス・ピンチョン原作の『インヒアレント・ヴァイス』、そして名優ダニエル・デイ=ルイスを再び主演に迎えた最新作『ファントム・スレッド』まで完全網羅。
卓抜のショットで観客を魅了する映画作家ポール・トーマス・アンダーソンの傑作(マスターワークス)を読み解く。

■名場面スチール/描き下ろしイラスト/映画ポスターなど豊富なビジュアル300点&PTAの共同制作者たちのインタビューも収めた豪華決定版。

■序文は、米インディペンデント映画界で大注目のジョシュ&ベニー・サフディ(『グッド・タイム』『アンカット・ダイヤモンド』ほか)。

「私は10代の若者で、フィリップ・シーモア・ホフマンが演じる件の場面(「僕は大バカ(fuckin idiot)だ!」)を繰り返し見たのを覚えている。私はビデオでその場面を見て――その場面だけを何度も繰り返して見て――その意味を「理解」しようとしていた。そこには、「ハリウッド・スタイル」で語られた映画のなかに、普遍的な人間性の表現があった。それは深い人生経験を感じさせる表現だった。とても26歳の若者が作った映画とは思えなかった」
――ジョシュ&ベニー・サフディ

■コラム「PTAのムービー・コレクション」では、ロバート・アルトマン、マーティン・スコセッシなど、P・T・アンダーソンに影響を与えた過去作品との関係をひも解く。

■レディオヘッドやハイムほか、PTAが監督したミュージック・ビデオも紹介。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コットン

71
今気になる監督の一人のポール・トーマス・アンダーソンについて書かれている(自分は『ファントム・スレッド』しか観ていないが…)。写真が豊富なのと末尾の7人へのインタビューが良い。『ファントム・スレッド』の主演女優ヴィッキー・クリープスのインタビューもありスッピンでの演技などの監督とのやり取りやアドリブをしたときの共演者の反応など面白い。他の映画も機会があれば見てみたい。2023/03/03

TMHR ODR

1
電子書籍としてはスーパー読みにくく苦労し時間がかかったが、内容はとても面白く、自分の映画の見方の解像度が一段上がったぞ!という感覚を持てた。『ブギーナイツ』しかPTA作品を観ていなかったが以前から気にはしており、この本を読みつつ過去の長編を全て観た。PTA作品の中の時系列で作品を並べ評して行くのがとても面白い。特に最も近作で映画としてのクオリティが最高潮の域になっている『ファントム スレッド』のヒロイン、ヴィッキー クリープスのインタビューは、PTA演出の真髄を語っているようで、読みながらゾクゾクした。2022/03/20

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