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内容説明
ヤマザキマリ氏 推薦!
「いまを生きる私たちに必要な思索と言葉が、時空を超えてここに届けられた」
人生で避けられない苦難をどう乗り越えるか?
その答えは2000年前にローマ皇帝によって書かれた個人的なノートの中にあった!
ペスト禍、相次ぐ戦争、弟の乱痴気騒ぎ、部下の将軍の反乱……
哲人皇帝マルクス・アウレリウスは、幾多の困難とどう向き合い、心の平安を保ったのか。
シリコンバレーの起業家たちも注目する「メンタルレジリエンスの技術」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スプリント
6
ローマの五賢帝の最後である哲人皇帝であるマルクス・アウレリウスの生涯を題材にメンタルトレーニングの手法を学びます。哲人皇帝らしく、ストア派など当時の哲学の流派の歴史も詳しく書かれています。 五賢帝の最後というだけあって後継者の育成には成功しておらず、さらに内乱の対応にも追われています。2021/11/06
Go Extreme
6
デッド・エンペラー: ストイシズムとは何か 真実を語る子供: 賢く言葉を使う方法 賢者になって考える: 自分の価値観に従う方法 ヘラクレスの選択: 欲望を克服する方法 イラクサをつかむ: 痛みと和解する方法 心を守る城塞: 怖れや不安を手放す方法 いっときの狂気: 怒りを征服する方法 空からの眺め2021/11/06
八爪魚細蟹
4
著者ドナルド・ロバートソンの『認知行動療法の哲学』が本当に素晴らしい本だったので読んだ。どちらかと言えばこっちの方がポピュラーな文体で、特にマルクス・アウレリウスを身近に感じられるような文章だと思う。この本を読んでから、私は私淑とする人物としてマルクスを入れることにした。毎日『自省録』の一句を想起し、彼なら自分の苦境にどう対応するか考えるようにしている。この本のおかげで、自分の頭だけで考えるのではなく、巨人の肩に乗って考えるという癖が身についたと思う。本当に人生を変えた名著。2023/04/08
荏苒 byn
1
原題は ローマ皇帝 のような考え方。このローマ皇帝は5賢帝のマルクス・アウレリウスで 全巻彼に沿ってストア哲学と彼の生き方を 並行する内容。目立つ点は彼の伝記的な部分で 弟分の皇帝の 享楽的な行き方や、残忍な総督の反乱 と破滅 の人間模様など、マルクスの まさにストイックな人生が際立つ。 最後の臨終前の 意識の流れ まで ノンフィクション 小説のような趣がある。ほぼ2000年前の人の情報が多数残ってるのが驚き。2025/07/24
くくるす
1
表紙が漫画の絵なので軽い内容かと思っていたが、役に立つしっかりした本だった。アウレリウスの人生にそってストア派の考え方が分かり、ストア哲学を現代で生かす方法が分かりやすく書かれていて勉強になった。自己認識することの重要性が分かった。2023/05/03