文春学藝ライブラリー<br> 真珠湾作戦回顧録

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文春学藝ライブラリー
真珠湾作戦回顧録

  • 著者名:源田實【著】
  • 価格 ¥1,500(本体¥1,364)
  • 文藝春秋(2021/10発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784168130953

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内容説明

【真珠湾攻撃80年】
山本五十六の密命を帯び、作戦の中心的役割を担った元参謀による歴史的回顧録!


魚雷の使えない浅い港湾、命中確率の低い水平爆撃、給油不可能な荒れる航路――開戦と同時に米太平洋艦隊の根拠地を叩く真珠湾作戦は、当初誰もが不可能と考えた。ただひとり、連合艦隊司令長官・山本五十六を除いて……山本の密命を帯びた著者は、いかにして不可能を可能としたのか。元参謀、驚愕の回想録。増補2篇「真珠湾奇襲と三人の提督」「淵田美津雄という男」収録。(解説・秦 郁彦)


機密保持は? 指揮官の人選は?
雷撃や爆撃の訓練方法は? 空母編成は? 攻撃目標は?
南方か北方か――接近航路は?
第二撃はなぜ行われなかったか?
山本五十六、大西瀧治郎、南雲忠一――三人の提督の素顔とは?
指揮官のあるべき姿とは?
そもそも、奇襲は必要だったのか?


戦史的観点から真珠湾攻撃を観察しようとする人々にとって、本書は不可欠の文献である(※秦 郁彦氏の解説より)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

CTC

10
21年10月の文春学藝ライブラリー新刊。同タイトルで…単行本72年読売新聞社、98年に文春文庫になったものに、68年と76年に月刊文藝春秋に寄せたテキストを増補しているようだ。 陸の辻政信、海の源田実…とつい並べたくなるのは…両名が戦後いけしゃあしゃあと国会議員まで務めているからであり、実際かなりの自己顕示欲を持った人だった事が窺える。何故そんな敗軍の将(実際には最終階級は大佐)の弁を読まねばならないのかと何度も書店店頭で購入を見送ってきたのだが…秦郁彦先生解説と知り。感想はふーん、としか言いようがない。2022/08/07

Thomas51

4
太平洋戦争の発端となった真珠湾攻撃から12月8日で80年経つと言う。真珠湾があるハワイのオアフ島では、犠牲者を追悼する式典が開催され話題となった。 その式典に合わせて就役された駆逐艦が「ダニエル・イノウエ」という名前で、ハワイ生まれの日系二世で、元アメリカ陸軍将校、上院議員で、戦後日米の懸け橋になった人と聞く。このニュースがとても印象的だったため、書店でたまたま「真珠湾」がタイトルに付いた本が平置きされていたので購入。2021/12/26

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