内容説明
敵はヤクザ、刑事、そして国家権力――この仕事、ブラック過ぎて腹が空く。
芥川賞作家・羽田圭介だから書ける限りなく危険なお仕事&犯罪小説!
「新しい任務を伝えに来た」「ある程度は休みがほしい。……俺でないと駄目なのか」「手が空いている人員が他にいない」(「内なる殺人者」より)
ガソリンスタンドのアルバイト、アレルギー持ちの殺し屋、写真週刊誌の女性記者。日々過酷な仕事に臨む三人が遭遇した、しびれるほどの〈時間外労働〉!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
でっこいみちゃぴん
26
「小麦アレルギーの殺し屋」の設定でもコメディにせずハードに仕上げる天才羽田。 短編三話とも、羽田さんの作品にしては非日常で派手な展開の物語だった😮いつもの偏屈さや尖った部分が少なくてとても読みやすい。この作風が好きよ…。 読みやすさと短編とは思えない読みごたえが両立している。過去作品の世界とリンクしているのも胸熱!2024/10/03
mr.lupin
25
羽田圭介さんの著書二冊目読了だが、何の予備知識も無く手に取ってみた作品。表題からして食事絡みの作品かと思っていたが、残念ながら全然違っていたようで、どちらかと言えば仕事小説的な感じだった。三篇からなる短編集だったが、う~んどの話も今一つ盛り上がりに欠けるような感じで、ガソリンスタンドの話はそこそこだったが、残りの二作は自分には合わなかったな。⭐★★★★2024/12/30
ちえり
15
他の本を買うつもりが間違ってポチってしまった本。 でもそれなりに面白かったです。中編が3つ。タイトルから、お料理系なの?羽田圭介が?なんて思ったらやっぱり違いました。ランチを食べれないほど忙しい、仕事に没頭している、そんな人たちのお話。お仕事は全てブラック。車の整備について全く知識がないけど、大変そうだなぁ〜くらいには思う。二話目のアレルギー持ちの殺し屋、こんなんもしバレたら小麦粉ぶっかけられて終わりやん、なんてね。ちなみに小麦粉は爆発します。アレルギーでなくても危険です。2025/11/19
24歳男性
10
どんなに時代が進んでも、効率の悪い仕事の必要性はなくならない。「誰が為の昼食」(P.213)2022/08/24
陽ちゃん
10
ランチに纏わる話かと思ったら、仕事でランチが5時過ぎになっちゃうハードなお仕事の話が3編。いずれもブラックでは?という感じですが、彼ら自身はそれも含めて「仕事」として受け止めているんでしょうね。2022/01/10




