ディスカヴァーebook選書<br> 漆黒の月 長崎原爆投下からの九日間

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ディスカヴァーebook選書
漆黒の月 長崎原爆投下からの九日間

  • 著者名:森成人【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン(2021/10発売)
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  • ISBN:9784902386745

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内容説明

朝七時に運動場に集合せよとのことで家の中で鬱々と決められた物を背嚢に詰めていた。赤紙がきたのだ。


父と叔母の被曝体験を礎としたものだ。この貴重な証言の一文字一文字を見つめ、考え、想像していくうちに
「漆黒の月」は生まれたと言っても過言ではない。
(あとがきより抜粋)

長崎原発投下からの九日間を描いた三部作シリーズ第一弾

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Shinji Hyodo

72
サブタイトルにあるように、長崎原爆投下の当日から地獄の真っ只中に放り込まれた様な九日間を描いた作品であるが、根底に敬虔なクリスチャンとしての主人公の心根と家族への愛と絆が描かれており、目を覆いたくなる様な惨状に神をも怨みたくなる中、微かな希望と「主」を信じる清廉な信仰心に心を打たれる。こんなにも残虐で悪魔のような兵器を創り上げ、多勢の無辜の民が暮らす都市に二度も落としたアメリカ(人間)とは…2018/04/06

かおりんご

23
お父さんとおばさんから聞いた被爆体験を小説化したもの。途中途中にお父さんが見た悪夢が入り込んでくるので、そこが分かりづらかったけれど、あっという間に引き込まれました。長崎には何度もいったことがあるので、位置関係が想像つきやすかったのも物語に入り込める要因だったのかも?原爆が落とされたことで、神様はいないんじゃないかと疑いたくなる気持ち、痛いほど分かります。自分も同じ状況だったら、同じように考えそうです。今年の夏も、長崎に行ってきます。2018/07/14

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