人口の世界史

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人口の世界史

  • ISBN:9784492371169

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内容説明

たとえば、多くの企業が成長の舞台として期待している新興国は、その人口の多さによって熱い視線が注がれている。しかし、人口増加は経済発展のトリガーとなるのか、それとも経済発展の足かせとなるのか、議論の決着はついていない。そもそも、世界の人口は、なぜ、加速度的に増えているのか。増え続ける人口の調整局面はあるか。そして、地球上の最適な人口規模とはどれぐらいなのか……。
人口学の権威が、多彩な学問領域の知見を総動員しながら、人類史の謎に挑む意欲的な一冊。

目次

日本の読者に
はしがき
凡例

第1章 人口成長の空間と戦略
第2章 人口成長:選択と制約の間で
第3章 土地・労働・人口
第4章 秩序と効率をめざして:近現代ヨーロッパと先進国の人口学
第5章 貧困国の人口
第6章 将来展望

人口論関係の主要学術雑誌
訳者あとがき
用語一覧

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

えちぜんや よーた

86
感想っつーかメモ。日本で18世紀ごろは成人に達する赤ん坊は6人中2人ぐらい。1人の女性が4.5人ぐらい産まないと後継ぎはなくなって家系が絶えてしまったらしい。20世紀半ばで成人に達する赤ん坊は4人中2人ぐらい。兄弟の半分は子どものうちに死んだという親父(1940年代生まれ)の話と合致する。出生率が1.4でも、成人に達するまで赤ん坊のほぼすべてが生き残る現代日本の感覚からすると驚くことは多い。2018/05/27

Kei

19
初めて読むこのタイプの本。人口増加や減少の歴史、各地域の増減、先進国や途上国、そして、将来の展望について論じる。計算系の話が多くて少し理解が難しい面がある。2016/08/30

風に吹かれて

18
 人間は、生活の仕方や生産方法、人々との関係などを変えながら今日の人口に達した。これまで、疫病や飢饉、世界中に進出(侵略?)したヨーロッパの人々からの感染病による先住の人々の絶滅(先住の人々を過酷に使役したことも要因)、産業革命による生産力の増大=人口増、また衛生観念の浸透などにより幼児死亡の減少多産減少など、人口の増減から人間のマクロな歴史が見えてくる。 富裕国と貧困国の人口の動きが今後さらに要注意で、貧困国での教育環境の整備や社会保障の充実など世界的課題のひとつだ。➡2020/11/09

tama

10
図書館本 人類の来し方行く末を知りたかったので 分かりやすく書いたつもりでしょうがほぼ悲鳴あげつつ読みました。表とグラフを多用してくれたので、飛ばし読みしなしでなんとか貸出期限満了前に読了。そうか、韓国と日本って、GDPが今以上増えても平均寿命はもう増えない(とっくに)飽和状態なんだ。ビックリしたのはアメリカ(合衆国)って長寿国には程遠いんだってこと。貧困国(US作家が言う「失敗国」)一歩手前。で、人口とそれに関わる環境・社会の将来展望は「全然希望持てない」。「~の恐れがある」どころじゃないのねー!2014/09/07

Mealla0v0

8
人口には、生物学的側面と社会的側面がある。人口現象そのものは人間の生物としての活動にしか過ぎないが、その背景に個々の社会に特有の事情もある。微塵も言及されることのないフーコーが、人口を論じるなかで、生政治から統治性へと転換していく理由の一端はここにあるかもしれない。さて、度々言及されるマルサスであるが、人口増の限界ラインは、確かにあるものの、技術革新によって乗り越えられていったとされている。それが資料を使って論証されている。人口学についての基本がある程度押さえられるので、一読価値ありってところ。2018/07/10

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