内容説明
刊行以来50 年間、詳細な解説書がなかった難解の書『言語にとって美とはなにか』をまるごと読みとくはじめての手引書。
「心的現象論の読み方」「共同幻想論の読み方」に続く吉本思想「読み方」シリーズ第三弾は、吉本隆明の代表作のひとつ『言語にとって美とはなにか』。ソシュール言語学から日本の短歌、詩、小説、演劇まで…あまりに深く、幅の広い思想の道案内書として、吉本隆明独特がゆえに難解となっている要点をおさえ「吉本隆明が何をいいたかったのか」に迫る!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
yutaro sata
22
この本は『言語にとって美とはなにか』を今後読み解いていくうえで必読の書になるのではないかと感じた。著者の宇田さんの気合も感じられる。あとがきで紹介されていた高橋順一さんの本も早速注文した。難所と名指されている「表現転移論」と「構成論」だが、「構成論」については、詩と物語の関係性、柳田・折口系統の説の限界など、部分的に分かる箇所もあるという感じ。「表現転移論」については、今のところ、解説を読んだうえでも、手も足も出ないという感じ。文学体や話体で文章を読み解くくだりは今のところ全く分からない。勉強を続ける。2024/10/19
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