99%の日本人がわかっていない新・国債の真実

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99%の日本人がわかっていない新・国債の真実

  • 著者名:高橋洋一【著】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • あさ出版(2021/09発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784866673165

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内容説明

『国債の発行=悪』は無知の極み!
国債から見えてくる日本経済の「本当の実力」を教えよう
国債暴落、財政破綻・・・・『情報操作』に踊らされるな!

その思い込みが危ない!!世にはびこる国債のエセ知識。
「財政破綻論」「国債暴落論」は、いもしないオバケを疑似体験して、
ワーキャー騒ぐようなものである!

中国の急台頭、新型コロナ禍など、日本経済の環境は激変し、
先行きが極めて不透明になっている中、再び国債への注目度が高まっています。
豊富な資料を基に国債のこれからを解説します。

・国債は国の借金。
 だから、少なければ少ない方がいい。

・国債は、発行されればされるほど、
 国民の負担が増える。

・国はできるだけ「節約」して、
 予算を減らすべき。

この中に、一つでも「そのとおりだ」と思うものがあっただろうか。
もしあったならば、あなたは「一国の経済」というものを、
間違って理解している

●●国債の「基本のキ」から徹底解説●●



■目次

1章 まず「これ」を知らなくては始まらない
   そもそも「国債」って何だろう?
   企業は金を借りて運営する、国も同じ
   政府は予算を立て、「足りない額の国債」を発行する
   ほか

2章 世にはびこる国債のエセ知識
   その思い込みが危ない
   何の知識もなく語っている人が多すぎる
   「倹約をよしとする」と「借金は悪」となる
   ほか

3章 国債から見えてくる日本経済「本当の姿」
   「バカな経済論」に惑わされないために
   なぜ財務省は「財政破綻する」と騒いでいるのか?
   財務省ロジックに乗っかる人々もいる
   ほか

4章 知っているようで知らない「国債」と「税」の話
   結局、何をどうすれば経済は上向くのか
   経済を「道徳」で考えると、大きく見誤る
   政府がお金を使うということは、国内にお金を巡らせること
   ほか

5章 「国債」がわかれば、「投資」もわかる
   銀行に預けるくらいなら国債を買え
   国債は金融商品の「プレーンバニラ」
   低金利下では、国債が最強の金融商品
   ほか

■著者高橋洋一(タカハシヨウイチ)
1955年東京都生まれ。
都立小石川高校(現・都立小石川中等教育学校)を経て、東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。
1980年に大蔵省(現・財務省)入省。大蔵省理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、
内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、内閣参事官(首相官邸)等を歴任。
小泉内閣・第一次安倍内閣ではブレーンとして活躍し、「霞が関埋蔵金」の公表や「ふるさと納税」「ねんきん定期便」など
数々の政策提案・実現をしてきた。また、戦後の日本で経済の最重要問題といえる、
バブル崩壊後の「不良債権処理」の陣頭指揮をとった。
2008年退官。その後内閣官房参与などもつとめ、現在、嘉悦大学ビジネス創造学部教授、株式会社政策工房代表取締役会長。
ユーチューバーとしても活躍する。第17回山本七平賞を受賞した『さらば財務省!官僚すべてを敵にした男の告白』(講談社)など、
ベスト・ロングセラー多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Natsuko

21
投資に不向きを自覚しているが、低リスクと言われる国債については知識を得ておこうと。「今買うなら、変動型10年満期」勉強感覚でお試しも検討するも、著者が元大蔵省官僚であることで黒い意図や疑惑を勝手に読み取ってしまう。知識を得るには同じテーマで数冊読むべし、別の著者の主張やおすすめも読んでみよう。2023/12/02

tomo

18
☆☆☆☆ 赤字やら建設やらと国債に区別はなく、日本政府の予算内で分けているだけ。もっと言うと、そんな区分けをしているのは、先進国中日本だけ😢 ”赤字“国債って、国債だから赤字に決まってるじゃんと思っていたけど…ニュースで赤字国債過去最高額との文字を見るとびびっていたけど、まんまと騙されていたんですね。償還に備えて、毎年60分の1を基金に繰入れるおかしなルール。そもそもこんなルールを作っているのは日本だけ😭 経済学用語“合成の誤謬”:個人レベルでは正しいことも、全体でやったら困る。…知らなかった。2023/01/24

やすほ

12
【☆☆☆☆★】 日本の借金は年々増大しており、何故破綻しないのか疑問に思っていたが、本書で少しは理解できた。政府が国債を発行して日銀が国債を買うと、政府は日銀に金利を支払うことになる。ただし、日銀は政府の子会社なので、最終的に国庫納付金として政府に納める。つまり、政府は無利子で借金できる。また、国債の償還期限が来ても、日銀がお金を刷って、新しい国債に乗り換えるだけ。日銀が買った国債は相殺されることになる。国債発行で貨幣の流通量をコントロールして経済政策を行っている。増税は財務省の利権絡みの思惑で不要。2023/02/17

ブルー

11
分かりやすかった!日本は国債の発行数がgdp比で高い。財政破綻はするのか?というのがメインテーマ。結論的には財政破綻はありえない。むしろもっと国債を発行すべきという主張。疑問点が出てきたことに対して、一つずつ潰している感じが良い!2021/11/04

るっぴ

9
私も99%の方だった。国債はただ借金が増えるだけで、ダメなものと思い込んでいた。2022/06/20

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