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内容説明
島に生まれ、自分は漁師になると、まっしぐらに心に決めている中2の竜太。都会から転校してきた灯子は、竜太とぶつかりながら島を愛するようになっていく。灯子に惹かれる竜太だが、高校に進学すれば彼女は島を出て行ってしまう。そう考える内、自分の進路に迷いを抱くようになる。そんなとき、2人が世話になっていたベテラン漁師が海に出たまま行方不明となった――少年の気持ちをみずみずしく描き、命の問題を考える感動作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あーさん☆本に埋もれてます(╯︵╰,)
23
竜太の視点で。都会っ子を見ると。読みやすい。2018/01/21
にこ
17
真摯に海と向き合った物語でした。竜太と灯子の出会いの頃の話を知りたいと思ったら、そちらは別で1冊あるのですね。是非読みたいと思います。家族や故郷の島を大切にする彼らに素敵な未来が待っていますように。2014/05/27
tan
10
久しぶりの児童書。スカイエマさんの絵に惹かれて読みましたが、「地球のまん中~」の続編だったんですね。先に読んでおけば良かったとちょっと後悔しました。そのくらい児童書にしてはよく出来ていて面白かったです。竜太をとりまくまわりの人の心の動きや、思春期の気持ちのみずみずしさが巧く描かれていました。YA世代にオススメなことはもちろん、大人も色々と考えさせられるいい本でした。2014/07/02
とくま
5
×P57. スカイエマさんの絵から。分かりすいストーリーの青春もの。2020/01/29
ぽけっとももんが
5
児童書・YAのコーナーに面陳列されていて、即ジャケ借り。スカイエマ氏は成長期のアレコレを抱えた少年を描くのがすごく上手いと思う。このイラストが、物語を膨らませている。物語も漁師になると決めている竜太の、それでも揺れる思春期の心が丁寧に描かれていて好感が持てる。一度航平のように外に出てみるのもいいよ。きっと島を愛する気持ちは変わらないから。そしていざと言うとき息子から相談してもらえる母がうらやましい。2014/04/30