内容説明
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時代と人間の記録として第一級。
共感をベースにしたリアルな視線と、柔軟なカメラ・ワークに支えられた
都市(日本)のドキュメンタリーとして貴重な一冊。――森山大道
新宿に出現した段ボール村に毎日通いつめ、撮影した貴重な記録。
いま、見えなくされたホームレスたちの姿が、ここにある。
ベルク副店長兼写真家、迫川尚子、待望の第2作。
「朝日新聞」(2013.7.14読書面「著者に会いたい」)「図書新聞」「信濃毎日新聞」などでも話題。
都庁を建て、使い捨てにされ、その近くでひっそり暮らしていた。
「動く歩道」ができて、排除された。
ふだんお互いに関わりを持たない、路上生活者が、その時ばかりは身を寄せあい、
新宿駅西口改札前広場に段ボール村が出現した。
2年間にわたり彼らは自分たちの存在をアピールした。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Koki Miyachi
3
都庁ができた直後から、2年間だけ存在したホームレス達の避難所的な場所が新宿ダンボール村である。誕生から火災を契機とした終焉までのドキュメンタリー写真集。撮影は有名な新宿のカフェ酒場「ベルク」の女性共同経営者。今や新宿ダンボール村の当時の痕跡はほぼ消滅しているが写真を見ると当時の記憶が鮮やかに蘇る。新宿が長い私にとっても大切な記憶。丁寧に当時の現実を後世に残してくれた筆者に感謝したい。2020/11/22
あび
3
美しい。もはや芸術2016/02/23
い
2
ダンボールには「殺すな」の文字。1996年〜1998年の2年間、新宿駅西口地下には路上生活者200名が暮らすダンボール村というコミュニティがあった。雑誌を100円で売る姿、新聞紙の上で飯を食う姿、辺りはゴミと段ボール。それなのに人々は時に笑顔で、考え、悩み、祈る。有機的な生命の力を感じる集団である。終盤は火災と強制退去の様子も収められている。行政の側面で見ると迷惑で不衛生な環境であることは間違い無いが、確かに「生きている」と感じる写真ばかり。日頃から村を訪れ交流した迫川さんだけが撮れる貴重な写真である。2025/11/16
あび
2
かつて新宿駅西口に存在したダンボール村。ネットもケータイも普及してなかった時代の貴重な写真が多数紹介されている。2015/08/01
ビシャカナ
1
バブル経済が終わり、仕事にあぶれた人々が集まり、行政との悶着の末に新宿西口に生まれたダンボール村。著者は「ちょっと西口まで」と気軽に訪れ写真に収め続けた。アーティスティックな写真なので記録性は薄いが、それ以上に生を感じる。2016/12/14
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