内容説明
「あなたが望んでくれるならば、それだけで世界は私の味方に変わる」
父親と“王太子妃選定会に全力で挑んで選ばれなかったら後継者として指名する”約束を交わしたフレイヤ。地元愛が強く父の跡を継ぎ領地経営をしたい彼女は、王太子に相応しい妃を選んでみせる! と張り切って、自分以外の他の候補の観察を始める。だが手違いで候補の一人に媚薬を盛られ「ああ熱いですね、それにちゃんと濡れている」と、密かに心惹かれていた王太子の近衛騎士ゲイルに抱かれ!?
書き下ろし番外編も収録!
※こちらの作品にはイラストが収録されています。
尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よむよむ
7
★★★★☆すっごい面白かったー!お妃選定試験?もいろいろ練られてて誰がどういう思惑で動いてるんだ?とわくわくしながら読めた。ヒーローの正体は序盤から分かりやすく伏線張られてるけどそれをいつどう明かすんだろ?という楽しみも。従者的要素と命令口調なとこも堪能できる。ヒロインも自称策士というだけあり賢いんだけど反面天然で抜けてるとこが可愛い。いやー、全体的な雰囲気も好き。他作品も読まなきゃ!2021/10/18
さっきぃ
6
自分の領地を経営したいがため、王太子妃選定会に選ばれたものの、全力で王太子妃にふさわしい人を後押しするために奮闘するフレイヤ。そんなフライヤの側になぜか付き従う王太子側近のゲイル。王太子妃にふさわしいと思える候補者がいないし、むしろフレイヤしか…と思ったら。フレイヤをあまり可愛いと思えず、規格外のお嬢様なのいいんだけど、私にはあまりフレイヤ刺さらなかったなー。ゲイルも素敵だけど、うーん。まぁまぁなお話。2024/09/28
かける
2
王太子妃候補として選定会に参加したが選ばれたくないヒロインは、自ら候補者を後押しすることにした。護衛騎士ヒーローに惹かれていき、両想いに。正体は思った通りに2024/07/26