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内容説明
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臨終まぎわに、紫のチョウが現れて、母は死んだ。無人のはずの村崎屋敷に人影が、学校のおどり場の鏡からは、ムラサキババアが現れるという噂もひろがり・・・。封印がとけ、ムラサキの恐怖がきみにしのびよる――
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
七月せら
16
ラストがこれまでとは少し趣が違い、気のせいでは済まされないレベルの怪異に遭遇していてドキドキしました。ムラサキノカガミにはいろいろな話があるんだなあ。2018/08/01
boo
10
小学5年生からのおすすめの本。夏休み前に緑川さんの本が自分のクラスで流行してこの人の作品だけで5作品おすすめされています(笑)夏休みに一冊でも多く読んで子ども達と共有したいです。怪談って苦手だけど、どの話を短く読みやすいです。怪談と現実が混ざっていくからハラハラしますが、楽しめました。紫がテーマの12編+2かな?「紫の信号機」の最期の意味深なセリフがわからなかった。2019/08/08
深青
9
シリーズ6冊目。「紫」にまつわる怪談を中心にしたお話。「ムラサキババア」ってなんだか懐かしいなと思ってしまった(笑)私の通ってた小学校では「ムラサキババア」は聞いたことなくて、初めて知ったのは実は「ぬーベー」だったという(笑)こういう怪談の大元を調べてみたい。2014/07/06
キリ
6
シリーズ6作目・紫色にまつわる怪談話をまとめた一冊。<紫鏡> <紫ババア>、どちらも懐かしいと思いました。何となく話の展開は読めるけどぞくっとする怖い話、ちょっといい話もあって面白かったです。2017/01/20
銀華
5
紫色に纏わる怪談噺。紫鏡やムラサキババアが出てきて、懐かしいと感じた。小学校の頃に本当に流行ったことや、成人近くになると紫鏡を思い出して本当になったらどうしようと困惑したことや、友人に「紫鏡」と一言言うだけで怒られたのも思い出す。相変わらず物語の構成が上手い。本の内容と現実がリンクし、最終面で総攻撃で襲い掛かってくるのが個人的に醍醐味。怪談としては『蔵の中』『信号』が好み。紫って雅で綺麗な印象があるが、怖い印象も付き纏ってくるのは妖しさがあるからか。紫って「し」とも読めるから「死」が連想できたのだろうと。2017/01/17
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