ポプラポケット文庫 十二歳はいちどだけ

著者名：薫くみこ【作】/中島潔【絵】

ポプラ社（2021/09発売）

• ISBN：9784591091777

内容説明

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おとなへのおののきと期待の中で、傷つき、悩みながらもたくましく生きていくかおり、菜々、梢――思春期のきらめきを瑞々しく描いた物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぐっちー]

梢が不良たちとカツアゲをしていた？！ショッキングな目撃情報に戸惑う菜々とかおり。心臓を悪くしてから、梢は自分の取り柄であったスポーツの道を失い、生きる意味を見出せずにいた。どんどん変わってゆく自分を受け止め許すこと、本当の優しさを学んだ3人。もう、子供じゃない、眩しい夏を描く良作。

2015/06/01

[まさえ]

子供のころに読んだ本。凄く久々に見かけたので、懐かしくなって読み返してみました。子供の頃 手に取ったのは、中島潔さんのイラストが好きだったからだけど、絵も好きだけど中身も好きになった記憶があります。私が12歳の頃は、この本の登場人物の子たちより、もっともっとガキんちょでしたわ（´▽`;

2018/01/18

[あさり]

子供向け長編。なかなか良かったです。涙ぐんだところも。12歳ってこんなにしっかりしてたかな…？ちょっと、物語の為に盛ってるとは思うけど、素直で若い子供の瑞々しさを鮮やかに描けていて良かったです。３人の掛け合いに笑えたところも多かったです。シリーズみたいだけどこれしか読めていませんが、他のも面白そうです。12歳に読んで欲しい良作ですね。

2014/12/11