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内容説明
積んでいる本の山が崩れて部屋が火事になるかもしれないから、何時間もかけて積み直す。ぶつかって人を線路に落として殺してしまうかもしれないから駅のホームを歩けない――精神科医の著者(亀井)は、強迫症(強迫性障害)を発症。強い不安やこだわりに苛【さいな】まれる地獄の日々を送るが、強迫症治療の第一人者(松永)と出会い、回復を遂げる。同じ症状に苦しみながら、治療を受ける機会もなく放置されている人たちを救いたい。その切なる思いで、強迫症の病理と治療をリアルかつ分かりやすく解説した決定版テキスト。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
HANA
92
本書は本当に助かりました。軽い強迫症の気があるんだが、本書によって自分の中での問題点が炙り出されたのと、その対策が取れるようになった気がする。〈汚染/洗浄系〉に当たるのだが、本書の説くCBTによって随分自分を見つめ直す事が出来るようになり、数日で症状が随分改善しているように思える。結局のところ治療法は我慢する、逃げない、巻き込まないに収斂するらしいので、今後とも自分なりに頑張る次第。正直著者自身の強迫症体験もあり、強迫症の人から病気を知らない人まで、どのような人でも一度は読んでおくべき名著だと思う。2021/10/19
kanki
24
精神科医が当事者、症例「私」。不安に従わないのが適切な行動。強迫行為を我慢。積極的に不安を解消しない覚悟を。不安:落ち着かない感じ。わかりやすい。2024/06/17
ホシ
23
高速バスに乗る前に何度もトイレに行き、冬場はストーブのスイッチを消したかどうかが気になる私。もしかして?と手に取りました。本書は重度の強迫症を患った精神科医が自身の経験を元にしながら病気について主治医とともに解説していきます。私の場合は強迫症とは到底言えないレベル。重度の場合、想像を絶する疲労と苦痛を伴い、それはまさに地獄と言える日々。不謹慎にも著者の妄想には吹き出してしまいましたが、本人にとっては生死に関わる死活問題です。人生が終わる…という恐怖に毎日晒されるのですから、どれほど苦しいことか。2023/09/10
manamuse
16
何度か頑張ったんだが、難しすぎて理解不能だった。医者自身が体験者というのが期待度高かったんだけどなぁ…。2024/12/17
義視
9
当事者の自分にとって参考になることが多く書かれており助かった。本文中でも述べられている通り、知識は武器なのだと改めて思う。強迫に悩む全ての人に手に取ってほしい。2021/12/10
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