内容説明
ステイホーム必読!逃れられぬ恐怖を描く
黒史郎の実話怪談シリーズ最終巻!
「あの家、何かに祟られてるんじゃない?」
住人が絶対に死ぬ、最凶の事故物件 (「相談」より)
ホラー作家・黒史郎の人気実話怪談シリーズ最終巻!
置いた物がどろどろと腐る不気味な家の秘密「ものが長くはもたぬ家」、
どこかの保育現場で今も起きている恐怖「一歳児」、
本物のUMA!?夜道に佇む全身緑色の怪物「わたしはKを見た」、
隣室の窓に覗く世にも恐ろしい怪異の正体「三階、三〇四号室」、
群れる鴉、虫の死骸…曰くつきの空き地で行われる謎の工事と異常さを増す光景の秘密とは「なにもない土地」
――など、家や土地の不条理な恐怖を中心に数多の恐怖譚を収録!
逃げ場のない家の中で、闇の奥から異形が覗く。あなたの家は、大丈夫ですか…
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
HANA
65
実話怪談集。著者の実話怪談は相変わらず安定して楽しめる。怪談に安定って言葉も妙だけど、ホント玉石混交が酷いからなあ、アンソロジーとかによっては。毛色が変わっている「■■■・■■■」は一種異様な雰囲気でそれだけに後に残るが、他にも何が起こったのかわからないが嫌な気配だけが後に残る作品が多く、とても好みに合う。例えば「日光でなにがあったか」とか「将輝はひきづりこまれたか」とか。実際に得体の知れない出来事だけがあり、それについての説明等は一切拒んでいる。こういう出来事のスナップショットみたいな話好きだなあ。2021/10/04
雨
31
家の中に何かいたら嫌だな。子どもって確かに何もない空間をじっと見つめていたりするけど視えてるのかな?うちの姪もよく天井に向けて笑ったり手を振ったりしていたのを思い出した。「なにもない土地」が印象に残った。こう言う意味が解らない話が怖い。2021/10/30
qoop
11
さすがこの著者だけに高品質の実話怪談が並ぶ一冊。選ぶとなるとキリがないほど多くの作品が印象に残る。たとえば…類話は多いものの提示の仕方が絶妙な〈サンショウウオの這う家〉、得体の知れない恐ろしさ〈父親の喧嘩相手〉、伝奇ホラーさながらの〈 ■ ■・■ ■ ■ 〉、ビジュアルが鮮烈な〈お祭り〉など多彩な角度から攻めて来る。本シリーズ最終巻とのことだが、早期の新シリーズ開幕を願って止まない。2021/10/12
澤水月
9
男性地下アイドルの話、zoomでの違和感怖い…。「わたしはKを見た」「ものが長くは保たぬ家」など話の名付けも◎。マッチ箱、みかん、移植など家族に立ち上る気配の濃厚さ。良い方であれ不穏であれ濃い。ハズレの話はなく、伏字駆使した1話など工夫も光る。沖縄の地誌研究・採話などまた新たな境地も開いていた著者、実話怪談終了としたら惜しい、時をおいても戻って欲しい2021/10/31
せきぐちひろみ
4
確かに病みつきになりそうな、癖のある話ばかりだった。2023/03/03
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