内容説明
いま元気な人も、いずれ歳を取ります。また、とつぜんの病気や事故などで、「あたりまえ」の生活が送れなくなる可能性もあります。そう考えると「バリアフリー」は、障害者や高齢者だけでなく、すべての人に関わる問題です。これまでも、バリアフリーやユニバーサルデザインの考え方で、さまざまな施設や商品、サービスなどが作られてきました。しかし、まだ日常生活にバリアを感じている人がいます。
「心のバリア」とは、〈思いこみ〉や〈偏見〉だけではありません。「だれもがくらしやすい社会」を実現するために、あなたが、社会によって生み出されたバリアや、自分の心のバリアに気づき、考え、行動することを「心のバリアフリー」と言います。本書では、当事者の声を聞き、困っている人を見かけたときに、だれもが行動を起こせるようなヒントや実践例を多数掲載しました。道徳やインクルーシブ教育などでも、必ず役に立つ1冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆうぴょん
3
小2娘セレクト。彼女は日頃から特別支援学校の子どもたちと接しているため、比較的こういう本に興味を持つ。 子供目線でしっかりといろいろなバリアフリーについて書いてあります。きれいな絵としっかりした解説。身体の障害だけではなく発達障害等にも触れていてかなり学べる。自宅にもほしいなと思う。でも、本当に必要なバリアフリーは自身の心の中にあるのだと言うことに気づいてほしいけど2019/08/21
Oliver
2
大きくて立派な本だった。日本では実体験でも「あなただけ特別扱いはできない」という変な「平等」主義が多かったけど、こういう本の内容が広まって日本も変わっていくといいと思う。2022/08/13
mame
2
心のばりあふりーには、大切な3つのカギが。 ①「バリア」が社会のなかにあることに気づくこと ②自分とは違う人に対して、差別をしないこと ③自分とはちがえさまざまな人とコミュニケーションをとり、想像し、共感する力を持つこと 町で、駅で、電車で、学校で。 色々なシーンで色々な人を考えてみる。2019/04/30
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