たいせつなこと

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たいせつなこと

  • ISBN:9784577022887

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内容説明

1949年にアメリカで出版されて以来、読みつがれてきた絵本です。「たいせつなこと」とはなにかを、やさしく詩的な文章で語りかけます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ🍀

230
大切なことをそのままに受けとめる人でありたい。みんなにとっての大切なことってなに。家族であったり友人であったり。読書であったり旅であったり。他愛もない話だったり笑い合うことだったり。その傍らにはきっと大切なものがある。星は光る。すごく遠くにいる。見上げると光っている。でも星にとって大切なのは、朝も昼も夜も、いつでもあなたを照らしていること。いろんな人がいる。いろんなことがある。もし大切なことを感じることができたのなら、寄り添って離れないようにして、いつまでも続くと願っていてほしい。温かな朝も、静かな夜も。2024/01/06

Willie the Wildcat

158
次男と初めて。若干まだ難しかったようで、”あめ”、”くつ”、そして”あなた”の部分は「だよね~。」とニコニコされてしまった。無論、結論である最後の”あなた”は大切なのだが、”グラス”そして”そら”がいつも印象に残る。”グラス”は「確かに言われてみれば・・・。」と新しい発見をしたような気分。いつも振り返りのときにグラス越しに子供を見る。(笑)”そら”は何とも言えないありがたみを感じて思わず空をみてしまう。静か時間を感じさせる一冊。2012/05/06

らったった

126
たいせつなこと。言葉は色んな捉え方ができるから、不思議ですね。一読の価値あり(^^)面白かった(*^^*)2014/05/11

masa@レビューお休み中

114
マーガレット・ワイズ・ブラウンの絵本を一冊手にとってからというものの、折に触れては彼女の絵本に遭遇するようになった。大好きな作家という訳ではないのだが、なんだか気になってしょうがない作家なのだ。この絵本は、松山のカフェで出会った一冊です。タイトルも、表紙もなんだか気になってしまい、手にとってみると…また書いてある文章が意味深で、一度読んだだけでは、すんなり理解できる感じではないんですよね。雨や草やスプーン、ひな菊などといったものにとって、何がたいせつなことなのかを語っていきます。2013/10/19

greenish 🌿

95
空、風、雪、雨、花・・・いつも身近にある存在。でも、そのものにとって大切なことは・・・?  ---レナード・ワイスガードの温かみ・素朴さ・重厚さを感じる絵に心惹かれます。《あめは うるおす ・・・ でも あめにとって たいせつなのは・・・》こんなリズムで繰り返される文ですが、当たり前のことに感謝する気持ち、シンプルに考えることの大切さ、あるがままを受け容れる強さ・・・そんなことを改めて気づかされた想いです。 最後の頁、《あなたにとって・・・》でじわっとくるものがありました。自分を勇気づけたい時に・・・。2014/02/05

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