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内容説明
「僕は息子から、一生分の何か重要なものを渡された気がする」――。アラサーとなった自閉症の長男。その出生から現在までを見守ってきた父親が、切実な中にもユーモアを交えながら綴った感動の家族史!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
trazom
98
著者は読売新聞の記者。今年28歳になる自閉症の長男との日々を綴った一冊だが、巻末の対談での松永正訓先生(小児外科医)のコメントが全てを言い表している:「まず、文章がとてもいい。深刻ぶってないし、過度にポジティブでなく、いい具合に肩の力が抜けていて」。この日まで、何度も絶望的な涙を流してこられたに違いないが、家族を信じ、よくしてくれる地域の人たちに感謝しながら、長男と向き合ってこられた著者(と奥様!)の温かな人柄が滲み出ていて、何度も目頭が熱くなる。社会が障害者とともにあるために大切なことを考えさせられる。2021/09/27
きいみ
26
読売新聞社の医療サイト「ヨミドクター」編集長の28年間の家族史。3歳児検診で言われた言葉…「個性ではなく障がいです」今でこそ「自閉症スペクトラム」と呼ばれ先天的な脳機能障がいとして認知されているが、我が子の障がいを認めて受け入れるまでには様々な思いがあった事だと思います。諦める事と得られるものひとつひとつ手放していかれる様がとてもリアルだけどきちんと向き合う事が出来たのは『人生に重苦しくこびりつくものから僕を解放してくれるのが息子の存在』だと思えるからでしょうか?心に響く言葉です。2021/11/10
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
20
大変だけど不幸ではない、とは家族に障害者がある方がよく言われることだけど、その大変さに自分の思いが全く至っていなかったことを猛恥。注射ができない、歯科治療ができない、そうか、そんな「当たり前」のことができないのか。「有難う」とはあり得ないことが起きるからそう表現するのだそうですが、当たり前が当たり前でない環境では全てが「有難う」なんだな、とちょっと目から鱗。頼ることが自立ということもよく言われますが、頼ってもらうことが当たり前という意識を持つことも重要だと思わされました。福祉とは相互支援だ。2021/10/17
のり
10
読みやすく、勉強になった。洋介さん(仮名)が自閉症と診断された時のこと、幼稚園や美容室から拒絶された時のこと、ゆっくりではあるが洋介さんの成長を実感できたこと、お母さんの介護とのダブルケアの話、いつか訪れる「親亡き後」について。やまゆり園の事件についても語られていた。とにかく色々と考えさせられました。読んでいて暗い気持ちにならなかったのは、沢山の大変な出来事の中にも梅崎さん一家の愛を感じることができたからだと思う。2025/02/15
omasa
4
夫妻のこの約30年に思いを馳せながら読んだ。胸がいっぱい、苦しいほどに。よく頑張ったねと拍手を送りたい。洋介くんは間違いなく親を選んで生まれてきたね。著者の夫は妻のことをそう言っているが、男親のあなたのことも選んで来たんだと思います。自己責任、地域の繋がりなんて消えゆく一方、いじめられないために目立つな、余計な関わりを持つなみたいな世の中… この本を通じて、夫妻の大きくてやわらかな愛が、日本中に届いてほしい。状況が許せば、又山へ登って下さい。2022/01/15
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