証言モーヲタ ~彼らが熱く狂っていた時代~

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証言モーヲタ ~彼らが熱く狂っていた時代~

  • 著者名:吉田豪【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 白夜書房(2021/09発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 540pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784864943437

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内容説明

『BUBKA』連載のプロインタビュアー・吉田豪インタビュー「証言モーヲタ ~彼らが熱く狂っていた時代~」が、大幅に加筆されて待望の単行本化!
「モーニング娘。」とは何だったのか――彼女たちと出会い、人生を大きく変えられた15人に、吉田豪が迫る!
「モーヲタ」として青春を捧げたあの頃の「情熱」と「笑い」、「涙」、「狂乱」の証言録。
【単行本特別収録】宇多丸(RHYMESTER)

[内容紹介]
証言・1 掟ポルシェ――何かに熱狂的になる姿を見せることによっていまの自分があって、人にもそう認識されてるだろうなって
証言・2 コンバットREC――文化祭よりももっと熱狂的な、リオのカーニバルが2年間毎日続いたような感じというか
証言・3 もふくちゃん――アイドルがホントにアイコンだった時代だったから神格化がすごくて、みんなのなかに文学が生まれたんですよ
証言・4 杉作J太郎――なんという素晴しい人々がここに集ってるんだろうということで、その日から僕のモーニング娘。は始まった
証言・5 小板橋英一――人生こんなに楽しいことはもうないだろうから狂えるだけ狂ったほうが、みたいに思ってた
証言・6 久保内信行――面倒くさいヲタが総計で10人ぐらい住んでるビルがあって、僕もそこに住んでました
証言・7 嶺脇育夫――狂ってる人たちを眺めるのが好きだったんですよね、僕はたぶんそれできないから
証言・8 サムライ――当時は子供用品でミニモニ。の服が売ってて、それを無理やり着てました
証言・9 劔樹人――ハロプロに昔の恩返しをしていくぞっていう気持ちだけでやってきてるんで
証言・10 ピストル――加護ちゃんが戻ってきたら時間を全部使いたい、じゃあサラリーマンを辞めようって
証言・11 ロビン前田――ヲタ汁まみれの会場で見知らぬ獣みたいな匂いを漂わせたヤツらと抱き合って「最高! 最高! 」ってなって
証言・12 うたか――『爆音娘。』で全裸で建物の外に飛び出したら上からパンツが降ってきて
証言・13 岩岡としえ――後藤真希にハマッてからですね、狂っていったのは。ひとりだけオーラが違ったんですよ
証言・14 ごっしー――「見返りを求めるな」ってことです。いくら応援したからといって何が返ってくるわけでもない
証言・15 宇多丸――あのときのモーニングとそのムーブメントみたいな、完全にトチ狂ってしまったみたいなことは二度はないんじゃないかなっていう気がしますね

[著者紹介]
吉田豪(よしだ・ごう)
1970年、東京都生まれ。プロインタビュアー/プロ書評家/コラムニスト。編集プロダクションを経て『紙のプロレス』編集部に参加。そこでのインタビュー記事などが評判となり多方面で執筆を開始する。現在、雑誌・新聞に多数の連載を抱えるほか、テレビ・ラジオ・ネットなど様々なメディアにでも活躍中。今までに格闘家、プロレスラー、アイドル、芸能人、政治家と、その取材対象は多岐にわたる。著書に『人間コク宝』シリーズ(コアマガジン)『聞き出す力』『続 聞き出す力』(日本文芸社)『吉田豪の空手☆バカ一代』『吉田豪の“最狂”全女伝説』『吉田豪のレジェンド漫画家列伝』『吉田豪と15人の女たち』『吉田豪の部屋の本――@猫舌SHOWROOM――』(白夜書房)などがある。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

緋莢

8
「狂っている人たちを眺めるのが好きだったんですよね、僕はたぶんそれできないから」という現タワーレコード株式会社代表取締役社長の嶺脇育夫みたいな人もいますが、他は大部分が、色々な意味で、サブタイトル通り〝狂っていた”メンツに当時の様子を聞いたインタビュー集。まあ、〝ファン”の語源が「fanatic(熱狂的な人)」なので 間違ってはいないのかもしれませんが。モーニング娘。のメンバーを東映のヤクザ映画の俳優に例えていた(続く 2025/07/09

スプリント

8
どんなジャンルでも盛り上がった時間を共有できる仲間がいることを素晴らしい。2022/05/29

みかん。

5
90年代雑誌文化と現代のサブカルチャー、創作文化の関係性に興味がある方に一読をオススメしたいです。大局的にはライターの筆力は高く判断の方向性を間違えていないと感じました。2024/02/04

しんさん

4
2021(俺の)本オブジイヤー候補。00年代前半のモー娘オタと愛読誌BUBKAは狂ってて最高だった。SNSも接触イベントもなかった頃のオタクたちが、限られた情報の中で妄想と情熱を煮詰めていった古き良き時代です。 いまなおアイドル現場に通う人、精神的に疲弊して離れた人、狂いながらも冷静な距離を保ち続けた人、財をなしてアイドルグループをつくった人、でんぱ組をつくった人、など15人それぞれの現在が感慨深い。狂ったエピソードの数々の中にも時おり(ごく僅かに)いい話があり、激しく胸を打たれました。2021/11/24

sayanu

2
同時代に別界隈から眺めていて、すごく怖かった記憶がある。なぜ同じように狂っていてもこのように残される界隈と、消えていく界隈があるのか。そんなことを考えた。杉作さんあたりからコミュニティの複数軸が理解できてきて漫画のように面白かったけどこれ現実なんですよね。2022/02/18

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