内容説明
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北海道に暮らす「道民」とは、どんな人々なのだろうか?
ただ道民と一口にいっても街や地域によって、その特性には違いがある。
のんびりとした雰囲気が漂う中心都市の札幌。
対外関係にピリピリした稚内や根室。
伝統と歴史がある松前や函館。
独自色の強い日高、十勝、網走。
急速に発展と衰退を繰り返す旭川、留萌、中標津など、
それぞれの土地に生きる人々は、その土地の風土になじむことで、独自の性質を育んできた。
またそれと同時に、全道に共通する「道民性」があるのも事実。
本土と北海道の気候や風土、そして歴史の違いは、北海道に共通する気質を育んできたのだ。
本書は、北海道の成り立ちと歴史から、今の北海道に暮らす「道民」の真相を探求していく。
知ってるようで知らなかった道内各地の人々の気質と、道民としての意外な共通点とは!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もけうに
6
広い道内を巡るフィールドワークもさることながら、第1章の北海道史が特に興味深い。北海道というと「歴史が無い」と言われがちだが、人はずっと住んでいたわけで、当然歴史はある。縄文~擦文・オホーツク・トビニタイ~アイヌ文化に至る過程は知らないことばかりで、勉強になる。先行研究が少なすぎるのよ。戦後の歴史もよく纏まっていて面白い。アイヌ文化と北海道史を正確に描き、エンタメとしての面白さも極めたという点で、ゴールデンカムイの貢献は大きい。道民性に関する記述は、類書に比し納得いく内容である。2024/12/17
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