内容説明
早世した映画スター市川雷蔵の出自が歌舞伎役者だったことは知られている。では、雷蔵はなぜ歌舞伎から離れたのか? そして歌舞伎に戻りたかったのか? 1964年正月、日生劇場で10年ぶりに歌舞伎の舞台を踏み、「勧進帳」の富樫を演じた雷蔵の心のうちは? 生誕90年、初めて明らかになる「歌舞伎から見た雷蔵」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごいんきょ
17
子供の頃、市川雷蔵の映画を格好良いなあと思いながら観ていました。そんな雷蔵をいつの間にかみなくなりました。 癌だったんですね。歌舞伎に戻りたかったんですね。2022/01/30
Gen Kato
4
「歌舞伎役者」という切り口での市川雷蔵伝。死後半世紀以上が経った現在になって、歌舞伎界からの新たな証言まで得ているのがすごい。個人的に「優等生だった雷蔵さんはどうして学校を中退してまで役者を志したのか」は謎だったので、読んでいて実に楽しかった(けっきょく確かな答えはないわけですが)。そして、早すぎる死はやはり惜しくも悲しい…2022/01/08
shellgai
3
生きていれば、今年で90歳、竹三郎さんと近い年齢だと知り、長生きしていただいて、歌舞伎役者としての市川雷蔵を観たかったなあと思いました。2021/11/20
Shiho Izumi
0
珍らしく一気に読み終えた。とても読み易かったし、内容も濃く興味深かった。図書館で借りて読んだけど、これは買って手元に置きたい本。2024/08/10
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