内容説明
学校では「読む訓練」はしても「書く訓練」はほとんどしていないのが実状です。たとえ授業などでいくら書かせても、子どもが「書きたい!」と思うような指導ではなく、「もう書きたくない!」と思ってしまう指導であることが多いのです。もったいない! 「書く力」こそが、すべての学力・思考力の基礎であるのに。本書は、子どもに楽しみながら「ものを書く」練習をさせるために、今日からご家庭でできることを紹介しています。「テレビやマンガのストーリーを話させる」「言葉のなぞなぞ遊びをする」「“継ぎ足し話”ゲームを楽しむ」など遊び感覚でできることから、日常のメモ、日記、手紙やハガキ、詩まで、子どもの「書きたい気持ち」を自然に伸ばしてあげる助言や指導の方法を、具体例をもとに丁寧に解説しています。文章例、添削例、練習問題をわかりやすく豊富に収録。子どもの考える力がぐんぐん伸びるとっておきのメソッド満載!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シーモ
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人に恋した感情を抱いただけでは本当に恋したことにはならない、「恋をした」と日記なりに書いた時点で恋がはじまる。→いやー、そうかなぁ?誇張し過ぎのように感じるが。ただ、ぼんやりしていることがあって、それを書くことで明確になるということであれば確かにそうだ。/とにかく子供が書いた文章のいいところを見つけて全力で褒める!ってのが大事。子供がまた書きたくなるようなに導くのが親の役割。と理解した。2021/09/08
KURENAI-XJAPAN
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この本の読書登録者数が私を入れてたった2?!信じられません。書く力が身につき、書く事が好きになる一石二鳥の一冊といえるかもしれません。例えば◯なんでもいいから書く癖をつける事=感情や語彙が増える。◯漫画や童話の継ぎ足し話を作る=発想が膨らみ起承転結が自然と身につく。などです。日頃から自分が物語を作るような日記を書いていけば使える表現が何かないかと辞書を引く事から、語彙を調べる習慣になると気がつきました。 他にも気になるシリーズがあるのでこれから読んでみます。2018/02/06