内容説明
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ビジネスパーソンの必需品といえる表計算ソフト「Excel」。これをうまく使えることは、仕事を素早く的確にこなすために必須の条件となっています。にもかかわらず、ビジネスシーンではExcelの「間違った使い方」をよく見かけます。
Excelの使い方がわからないのは論外ですが、意味もわからず曖昧な知識で活用しても、ふとしたトラブルや間違いが発生したときに、対処できません。Excelがどのようにデータを扱うのか、どうすれば適切な処理や計算ができるのか、根本から理解していなければ、大きなミスにつながる恐れがあります。
また、個人の仕事を正確、かつスピーディーにこなせることはもちろん、職場の業務全体を効率化できるかどうかもポイントです。高度な技術を駆使して便利なシートを作ったつもりでも、それを引き継いだ人が理解できず、活用できないのは大問題。「Excel方眼紙」といわれる再利用しにくいシートを作ってしまったり、数式が複雑すぎて誰も触れないシートを作ってしまったり…。仕事仲間と共有したり、後任者に引き継いだりできなければ、実務的な使い方とはいえません。
本書では、そんな困ったことにならないような「正しい知識」と「正しい使い方」を解説する入門書です。小手先のテクニックを覚えるのではなく、根本から理解してExcelを活用できてこそ、“本物のスキル”といえます。初心者はもちろん、普段からExcelを使っているベテランにも「再入門」していただきたい1冊です。
目次
第1章 セルを知る
文字列、数値、日付… セルはデータの種類を区別する
数値と文字列の違いがなぜ重要なのか
省力化の定番「オートフィル」 データの種類により使い分け ほか
第2章 数式を知る
「表計算ソフト」の本領 セルに入れる「数式」の基本
セル参照を指定する際のコツ セルのモードは「F2」で切り替え
参照形式を正しく理解して数式をコピーする
書式を崩さずに数式をコピー 「Ctrl」+「Enter」で一括入力も ほか
第3章 関数を知る
「関数」とは何か 使い方のキホンを押さえる
関数で何ができるのか 大きく分けて3種類の関数がある
関数は組み合わせて使うもの “作業セル”を活用してもよい
IF関数を使いこなす アイデア次第で組み合わせ自在 ほか
第4章 シートを知る
データの流れを意識して、入力・計算・出力は別に考える
データの「入力」の仕方が業務効率を左右する
不適切なデータの入力を「入力規則」で制限する ほか
第5章 Excelを知る
「機能」「関数」「VBA」 Excelの3要素をフルに活用
「VBA=上級」ではない 独特のルールに戸惑うなかれ
マクロ(VBA)の基本を知る ファイル形式に要注意 ほか
感想・レビュー
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