内容説明
「好きなだけ射精して、生で中に出してくれ。姉としてすべて受け止めきってみせる……」 魔術師としての姉の寿命を延ばすため。 最強魔眼の持ち主である姉と並び立つため。 どんな正当な理由があったとしても、この儀式は、背徳の姉弟相姦。 それでも俺は、婚約者がいる姉の中に全身全霊の射精を以ってして儀式を完遂させる。最後の力を振り絞って腰を振る。 それに応えるように姉さんも高らかに喘ぐ。「すごっ! 勃起×××、ザーメンで張り詰めて……おっき! 射精×××が奥まで届くの、気持ちいい!」 姉さんの両足が俺の腰をホールドするように絡みつく。 右目にかすかな炎が揺らめいた気がした。 まるでそれは、姉に宿る魔眼『獄炎黒星』が発動する前兆のよう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のれん
14
正直、前作ほどの興奮は得られなかった。 シチュエーションは前作同様、婚約者がいながら姉と禁断の行為を行う弟の葛藤と背徳。 ただ異能の代償という言い訳があり、そのせいか姉が弟に謝罪したり、弟の練習になるようにとあやしたりする。 弟をからかう裏で自分を求めて欲しいと想像させる態度が前作で惹かれた点だったので、今回は姉が直線的すぎるかな、と。 もとより罪悪感は薄く、師弟愛の延長上に男女関係が敷かれる不思議な世界観なのでこの曖昧さを続けるのは難しいのかも。 続刊が出れば良さを取り戻している事を祈る。2021/10/03
nishiyan
12
幼い頃に両親を怪異に殺され、姉の薫子に育てられた透。姉弟で怪異を祓う魔術師となったのだが、衰え始めた姉の力を延命するため、背徳の儀式に挑むことから始まる怪奇譚&実姉もの。葛藤を乗り越え、身体を交える二人。婚約者がおり、魔術師として剃毛し、肉感的な身体を持つ姉は弟のために丁寧に儀式から外れた筆おろしをする姿が実にエロい。一通り女を教えた後の生での情事が濃厚でお互いの力を覚醒させる展開は熱い。儀式と姉弟愛の狭間で繰り広げられる情事の数々はどこか仄暗さが感じられたのだが、エピローグが明るい素敵なものでよかった。2021/09/19
えすてい
10
遠いところで姉弟で喫茶店をやりたい、か。しかし、そこに北小路の存在はない。でも、ラストは薫子と北小路の結婚式。著者があとがきで両親の敵討ちを描く必要性がなかったことを述べてることを鑑みると、喫茶店もあまり重要度は高くないのかもしれない。やはり薫子は北小路と結婚するルートなんだろうな。2021/09/29
えすてい
10
アネハメ2作目でク〇ニがないのは何故だろう?これほどの美人姉でつるつるで魔力を取り戻したり姉弟の絆を強めるのならならク〇ニがあっても不思議ではないのにな。著者の方針なのか編集者の方針なのか。衝撃作だったアネハメ1作目でつるつるク〇ニがあったが故、今回の2作目はそこが「弱い」と感じざるを得ないんだよね・・。2021/09/27
えすてい
10
アネハメ第1巻に引き続き、姉のあそこはつるつるが踏襲されている。それが姉の神秘性を際立たせているのかもしれない。ところで、第1巻ではク〇ニがしっかりあったものの、この第2巻ではク〇ニがない。第1巻の理緒ねえに劣らない美しいスタイルの薫子だが、透くんは姉のあそこからのフェロモンにはあまり関心がないのかな?ただ薫子にレクチャーされながらの指まんじゅうはある。中の状態に驚嘆しているセリフがある。2021/09/24