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内容説明
新テクノロジー、AI、長寿化、コロナ、リモートワーク、副業……
この変わり続ける世界で、私たちはどう生きるか?
日本人の不安に応える「ライフ・シフト」実践編
シリーズ47万部。待望の最新版!
・なぜ、これまでの生き方の常識が変わるのか?
・なぜ、誰もがライフシフターとなるのか?
・なぜ、社会的開拓者が必要となるのか?
・100年時代と向き合って生きるとはどういうことか?
・AI に負けない、人間らしさとは何か?
・大人の学びと子どもの学びは何が違うのか?
・中年期における人生の移行で気をつけることは?
・世代の違いを乗り越えるためのヒントとは?
・コミュニティへの共感を持つためにできることは?
・政府、教育、企業が変わるべき方向とは?
・挑戦する人の背中を押すメッセージ!
目次
アンドリューによる日本語版への序文
リンダによる日本語版への序文
はじめに
第1部 人間の問題
第1章 私たちの進歩
第2章 私たちの開花
第2部 人間の発明
第3章 物語──自分の人生のストーリーを紡ぐ
第4章 探索──学習と移行に取り組む
第5章 関係──深い結びつきをつくり出す
第3部 人間の社会
第6章 企業の課題
第7章 教育機関の課題
第8章 政府の課題
おわりに──未来へ向けて前進する
図出典一覧
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
breguet4194q
159
同著者の「ワークシフト」を読んでおいて、重ねて勉強になりました。長寿社会が取り上げられているので、必然的に日本に関する内容が多く含まれています。今後の楽観視できない時代の流れに、各分野の課題への警鐘が述べられており、各人の覚悟と準備の重要性が説かれてます。読み進めると本当に厳しい現実が待っていると感じます。個人の置かれた現状を切り拓いていく課題の他、企業、教育機関、政府それぞれの課題も提示されています。どれをとっても、克服するには相応のエネルギーが必要だと感じました。今読んでおいて、本当によかったです。2022/04/30
のっち♬
110
長寿化の進展とテクノロジーの進化の恩恵に最大限浴するために、個人と社会がどのように行動すればいいかを論じる。加速する変化のためには年齢、時間、仕事に対する考え方に柔軟性を持ち、学習、勤労、余暇を人生の特定の時期に集中させない人生設計と社会構造の変化が求められる。異世代が同じ現場に共存する機会が増えるので、年齢への偏見に関して重点的に言及されている。本書での「老い」の核心は、各ステージの短期化に伴い生涯学習を怠ることで益々学べなくなるスパイラルにあるのだろう。前作の補完的な議論ばかりで目新しさはあまりない。2024/05/03
KAZOO
97
前作を読んだときほどにはあまりインパクトを感じませんでした。ただしこちらの方が具体的な事例を収めていてわかりやすい気がします。最後の方で大人の学習が不可欠になる、と言われていますがまさしくその通りで誰でも学べる機会を持てるようにする、と書いてありその通りとは思うのですがきちんと制度的になっていないと効果がないと感じます。2022/04/29
R
89
100年時代を過ごす姿を様々な年代、性別、立場の人たちがどういう選択をしていくこととなるか、その時代の生き方を各キャラクタの迷いや、願いと重ねることで身近に考えるきっかけとなりそうな内容。前作より一層、努力をすることの重要性を強く書いていて、そういうのがないとまずいとわかるんだが、そんな気分になれない人間にとっては耳が痛いというか、嫌な未来でしかない世界だと思ってしまった。国、政府といったものの役割への言及も興味深いが、旧弊を長く過ごした人間にはつらいことこのうえないと考えてしまう。やだなぁ。2022/02/13
本詠み人
74
テクノロジーが進化し高齢化した社会に、今、私たちは突入している。人生100年時代にいかに生きるべきか…前作よりずっと身近な問題提起の書。GDP(国内総生産)では計れない、幸せとか満足度を計る新たな指標が必要との提言や、より長く生き続ける若い世代の意見に耳を傾ける重要性は、政府の課題として貴重な意見だと思う。高齢化から就労期間が長くなるなら、趣味のように楽しんで働ける仕事を自分の好きな働き方でできたら良い…なんて新たな時代の働き方を想像しちゃいました。2022/01/17