扶桑社BOOKS<br> ウイグル人という罪─中国による民族浄化の真実─

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ウイグル人という罪─中国による民族浄化の真実─

  • 著者名:清水ともみ/福島香織
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 扶桑社(2021/09発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784594089405

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内容説明

中国・新疆ウイグル自治区──そこでは今、何が起きているのか。

タクラマカン砂漠、さまよえる湖ロプノール、天山山脈……。ロバ車が行き交うポプラ並木、羊の串焼きの匂い──
かつて旅人たちを魅了したウイグルの美しい風景、陽気な人々が今、その地から消されようとしている。
1000万人以上の市民が、街のいたるところに設置された監視カメラで常に見張られている。突然やってきた警官に連行され収監。さまざまな拷問を受け、二度と帰らない罪なき人々。強制労働、不妊手術、臓器を取られる子どもたち……
同時代に起きていることとは信じがたい、中国による非道な行ないを黙殺していいのか?

ウイグルの人たちの証言を漫画でTwitter上に発表し、その作品が各国で翻訳・拡散されている清水ともみ氏の漫画、産経新聞北京支局時代から現地取材を続けるジャーナリスト・福島香織氏のレポートで、ウイグルの人たちが置かれている現状を伝える。


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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yomineko@猫と共に生きる

68
読み友様からのご紹介本です📚習近平という罪という題名に変えてほしい。美しかった街を人工的に変え洗脳し惨殺する。胡耀邦が生きていたら!!!彼らを理解するまともな指導者がいたのは救い。自治不可能なのに自治区という名前を平気で付けるその神経。ウイグル人が一番行けないのは「実家」日本にいると当たり前な事がウイグルでは全て剥奪略奪されている。上海から自治区に強制移住させられた漢族の女性達もいると知って更に驚いた。犠牲者は国内外に隠されている。全力で拡散しないといけないこの現実!!!2022/06/25

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

53
以前、清水ともみさんの「私の身に起きたこと」を読んだのですが、その時に初めてウイグルの問題を知った。最近では、ユニクロが新疆ウイグルの綿を使っており、強制労働で出来た商品という事で非難が生じ、以前よりはウイグル問題には少しは周知されてきたのかと思うが、それ以上にウイグルの現状は酷いもので、読みながら心が痛んだ。24時間監視下に置かれた生活など、今でも現在進行形で行われている。まずは知ること。この本は漫画を使い分かり易いので、多くの方に手に取って欲しい。#NetGalleyJP2021/10/17

re;

37
正直、これだけを読んでも真相はわからない。ただ一つ言えるのは中国や北朝鮮、ロシアなどで行われていることが極めて不透明だということ。同じ人間だけれど、全く違う思想を持ち、正しさや優先事項のことなる世界が平行に走っている。アメリカがいち早くジェノサイド認定したことは<ウイグルを救う>という大義より政治的判断が優先されたように思う。実際に何が起きているのか。客観的な資料が少ない中で一方的な糾弾はできない。また混乱が続く国では、殺戮もセットにある現実の中、必要なのは正しい情報と客観的な対応だと考えさせられた。2023/02/02

金吾

24
ウイグルで今何が起きているのかが、漫画もありよくわかります。これが事実ならば恐ろしいですし、身近な場所で起きているのにほとんど報道しない日本のマスコミも恐ろしいです。2021/12/05

たらお

19
北京オリンピックでの外交ボイコットの要因となっている新疆ウイグル自治区の現地ルポ。大手アパレルメーカーがウイグル人が強制労働で作った綿花を原料に製品を作っていることを報道で見たことがあったが、現実はもっと恐ろしい。収監拷問、強制労働、不妊手術、臓器狩りと証言される出来事。ウイグル問題は「開かれた自由な民主主義国家の価値観」と「閉じられた権威主義専制体制の価値観」の対立の象徴だが、世界をも動かす経済大国に対して、日本はどういう立ち位置で、どんな発言をしていくのか、国民は注視していかないといけないと思う。2021/12/28

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