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内容説明
“男の値打ちを決めるのは、どうしてマットに沈んだかじゃない。どうやって起き上がるかだ”――盲目の弁護士マット・マードックの父は、その言葉に従って生き、そして死んだ。
プロボクサー“闘魂”ジャック・マードックの殺人事件から生じた連鎖反応は、ニューヨークのヘルズ・キッチンを駆け抜ける新たなスーパーヒーローを生んだ……。盲目のアクロバット師、デアデビルだ。
ジェフ・ローブとティム・セイルのアイズナー賞受賞コンビが、冒険アクションとロマンティック・コメディの要素を盛り込み、“恐れ知らずの男”ことデアデビルの誕生秘話を新たに描き出す!
●収録作品●
『DAREDAVIL:YELLOW』#1-6
2021 MARVEL
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
G
10
ヒーローの独白で始まる、カラーシリーズ。父との絆の中から生まれた復讐鬼が、ヒーローとして成長し、やがて恋に辿り着く…。マン・ウィズアウト・フィアーが剛であれば、こちらは静。解釈だけで、こうも違うのか。オリジンとはいえ、コスチュームが黄色から赤へ変わる過程が、マードックの心情を表しているよう。良書!2016/08/26
サケ太
10
「デアデビル:マン・ウィズアウト・フィアー」とは少し違う、デアデビルのオリジン。原点となった父のあり方。その教え。フォギーとの友情。カレンとの関係。なぜコスチュームがイエローなのか。そして何故レッドになったのか。過去を回想する形で物語りは進む。ファンタスティック・フォーやエレクトロ、パープルマンといったヒーロー、ヴィランの登場。全体的に牧歌的な雰囲気。ヒーローになった彼の得たもの、失った人たちとの向き合い方。良いアメコミ。2016/07/07
tt23836148
4
名作。ジェフ・ローブといえば個人的にDCコミックスの『バットマン:ロング·ハロウィーン』の印象が強いのだが、MARVELでは『スパイダーマン:ブルー』が本作と近い。ブルーにおけるグウェン・ステイシーと本作におけるカレン·ペイジの役割は近い。どちらも過去主人公(ヒーロー)が恋仲となり喪った存在であり、『今』の時点からそれを回想しているという構成である。この構成の巧みさ、アメリカンコミックスの歴史に対するリスペクト。ノスタルジーと今の対照、どれをとっても高クオリティ、最高の作品でした。2025/04/25
F4ふぁんとむ
4
デアデビル、かっこいいなぁ。ストーリー、画ともに最高の1冊。2016/07/30
うぇす
2
「恋しいよカレン。永遠に愛してる」ジェフローブ、ほんと好き。2016/09/19