内容説明
聖女として王都で祈りを捧げる日々を過ごしていたロザリー。ある日突然王太子に身に覚えのない罪を着せられ婚約破棄された挙句、国外追放されてしまう。追放された荒野でひとり途方に暮れていると、突如狼に襲われロザリーはピンチに。しかし真っ白な獅子の聖獣コンティオールが現れ、あっという間に狼を撃退する。ロザリーがコンティオールと二人で暮らすため、新たな国を作ろうと奮闘するうちに水の精霊や大地の大精霊が集い、さらには封印されし水龍が目を覚まし――!? ※電子版は単行本をもとに編集しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinta
1
チートものの面白さってどこにあるんだろう、と考えさせられた本。チートはあるものの、精神的な成長だったり、仲間との縁を結んだり、という自分たちが共感も得られてそしてちょっと羨ましいような想像の翼を広げて…なんて考えておりましたが、このヒロインはチートすぎちゃって共感を得る前に無双してました。やっぱり何でもできる人が中心にいると話が広がらない…というかお友達が精霊だらけやん。2023/05/03
蝶野悠架
0
ものすごくご都合展開だけど面白かったかな。置いておこうかちょっと悩むくらいには笑った。頭空っぽにして何か読みたいって感覚なら良い作品じゃないかなとは思う。2023/10/27